千葉県の情報流出問題

【千葉県の情報流出問題】

以下、ユース記事から

千葉県が、東京オリンピック強化指定選手の個人情報の流出で謝罪した。
千葉県は、７月下旬から８月上旬にかけて、県が選んだ東京オリンピック
強化指定選手３４４人の住所や電話番号などを含んだ個人情報を、誤って
ウェブサイト上で公開していた。
個人情報のファイルは、ネット上で、およそ８日間閲覧できる状態で、
その間、閲覧の記録が３６０回あったという。

年金機構の情報流出問題も覚めやらぬのにまた流出問題の発生です。
本当に感心するぐらい公務員の無能さを感じます。
個人情報に関する意識・知識のなさが一般企業とは比較にならないぐらい
低く、官庁内でちゃんと研修が行われているか疑います。
それに度々カキコしますが、チェックの甘さです。
しかもそういう情報をなぜＮＥＴに乗せたのかがわかりません。
個人情報はハイレベルのマル秘と思うのですが。
一般企業だったら大変なことになっているでしょう。まず社長と担当部署の
役員と管理職が出てきて頭を下げてお詫びは間違いないでしょう。
一般企業であれば馘か更迭です。実務の担当者は減給か出勤停止ですね。
これだけの事をしたら担当者は恥ずかしくて会社にはいられないでしょう。
それをチェックする機能も無く、上司の責任も重大です。
なぜこういう大事な部分にダブルチェックがかかるようなシステムに
していないのかが理解出来ません。

小生の現役の時でさえ、個人情報は何に誰がいつ使用したかを記録し、
その後その情報はどのように処理し、処理後は回収なり処分したかを
克明に報告する義務がありました。それを上司はチェックし、１年に
何回かは内部監査、外部監査で確認するようになっていました。
また個人情報を扱うのも、その権限は特定の人間に限られ、パスワードで
保護されていました。外部との受け渡しがある場合は鍵付きのケースで
行われ、宅配便なども使わず、受け取りの確認をＭＬで行い、開くにも
その会社にＭＬで連絡してパスワードを貰い、使用後はまたＭＬで連絡し、
再び鍵付きのケースで送り返していました。非常に面倒なやり取りですが、
一般企業はここまでしているのが現状です。公務員全体が甘い体質です。
小生が思うに、まず働いて稼ぐという観念がない、これは競争がない社会の
甘さです。それから稼いだお金で給与を貰っていない、これはお金に関する
感覚のなさです。ですから無茶苦茶な計画による税金の無駄遣いがいつも
発生します。だいたい将来を担う公立学校でも冷房施設が十分には設置
されていないのに冷房施設がない官公庁がありますか。
施設費も水道光熱費も税金です。一般企業がクールビズで冷房を２８℃に
設定しているのならば官公庁は３０℃で十分。たまに寒く感じるほど冷房を
効かしているお役所がありますが、何を考えているのやら。
一般企業ではクールビズといってもＴＰＯによってはネクタイに上着が
必要な時があります。公務員はクールビズの前からノーネクタイでしょう。
すべてが甘い甘い社会と体質です。

HP第３番

千葉県の情報流出問題

HP第３番　