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サービス付き高齢者向け住宅の事故

【サービス付き高齢者向け住宅の事故】

安否確認が義務づけられたサービス付き高齢者向け住宅で、
2015年1月から1年半の間に、死亡や骨折など少なくとも3千件以上の
事故が報告されたことがわかった。制度上は民間の賃貸住宅に近いが、
要介護者が入居者の大半を占める例も多く、国土交通省が改善に乗り出す。
サ高住は、1日1回の安否確認と生活相談が義務付けられている。
夜間は緊急通報システムがあれば、職員常駐は不要である。

若い人には関係が無い話と思うかもしれないが、産まれたばかりの
赤ちゃんでもいずれは歳をとっていく。けっして関係の無い話では無い。
事故はほとんどが夜中から明け方に集中している。
緊急通報システムのスイッチを押せれば良いが、まず無理だろう。
転倒して頭を打った、浴槽で溺れた、こんな時に押せるわけが無い。
つまりシステムはあるが機能はしていないということ。

事故の報告は自治体で内容が異なる。骨折は報告しなくて良い愛知県では
事故が0件。これもおかしい。全国で標準は統一すべきで、これでは
統計も何の意味もなさない。

サービス付き高齢者向け住宅は行政から補助金が支給される。
もちろんこれは税金。これには若い人も関係している。
それならばもっと基準を高くしてより安全性を高めるのが当たり前だ。
入居者には痴呆の方も多いらしい。事故が起きて当然の要因が多すぎる。
有料老人ホーム、特別老人ホーム、老健、サ高住、その差をはっきりし、
どういう人はどれに入るべきか、逆にどういう施設はどういう人を
受け入れるべきか、はっきりと指針をだして示すべきだ。
とはいえ施設が決定的に不足している現実では難しいのも事実。
ただ不足しているといって安易な改善策には走らないで欲しい。
小生61歳、おかん60歳、いずれお世話になるかもしれない。


コメント
name.. :記憶

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