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台湾に招待状届かず

【台湾に招待状届かず】

スイス・ジュネーブで今月開かれる世界保健機関(WHO)総会の招請状が、
参加登録締め切りの8日になっても台湾当局に届かず、今年は参加が困難な
状況となった。台湾は2009年以降、オブザーバー参加を続けてきたが、
今回は加盟国の中国がWHO側に参加を認めないよう圧力をかけたらしい。
総会は22~31日に開かれる。台湾当局は招請状が無くても、期間中に
衛生部門の幹部らを派遣し、記者会見や友好国との独自会談などを会場外で
設定し、参加が実現するよう国際社会に訴えたいという。
蔡英文(ツァイインウェン)総統も8日、日本語を使ってツイッターに、
「台湾は医療環境に恵まれない多くの人々の健康を守ってきた。国際社会に
貢献する姿勢を堅持し、WHO総会への参加を実現したい」などと投稿し、
台湾への理解を呼びかけた。

このニュースを読んで非常に悲しいとともに憤りを感じる。
もし中国の圧力が事実であれば、この国の将来が見えるような気がする。
中国共産党(もっとも上部の優雅な生活をしている一部の幹部だが)が
北朝鮮に対しする制裁が手ぬるいのも理解できる。
その体制はまるで鏡を見ているように見えるだろう。

WHOという政治とは関係の無い世界に強権を持って望む中国という国が
信じられない。(これも以前からわかりきった事ではあったが)
世界中の国で非難しなければならない。WHOは国、地域、民族、宗教等を
越えた存在でなければならない。
だいたい中国と台湾の医療を比較すると中国は30年は遅れている。
台湾は医療の先進国で臓器移植なども日本より進んでいるし、病院も
日本では考えられないほど建物も機材も充実している。それに比べて
中国のおそまつさ。

ロシア、中国という国は領土が広いくせに、その拡張を理不尽に望む国だ。
日本における北方四島問題、中国のウイグル、チベット、南シナ海問題。
(偶然ながら両国とも一度は日本に戦争で負けた国である)
こういう国が国連の常任理事国なのだから呆れてしまう。
日本は脱退して独自で第2国連を作ったらよい。世界1の拠出金を
負担している日本が脱退したら国連がどうなるのか。

日本は台湾との正式な国交はないが(こうなった経緯もおかしいが)、
観光、文化、経済で多くの繋がりがある。日本の大災害の時に中国が
何をしてくれたか。それに比べて台湾は国力以上のことをしてくれた。
今こそその恩返しを日本はしなければならない。世界にアピールして
台湾の常時参加を可能にするべきだ。


コメント
name.. :記憶

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