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クラスター爆弾の製造企業へ投融資 金融機関を発表

【クラスター爆弾の製造企業へ投融資 金融機関を発表】

「非人道兵器」と呼ばれるクラスター爆弾を製造する企業に対して、
投融資を行っている世界各国の金融機関をNGO(非政府組織)団体が
発表した。

調査・報告はオランダのNGOが行ったもので、クラスター爆弾を
製造しているアメリカ、中国、韓国の6社に対して世界の金融機関が
投融資を行っているか、あるいは禁止しているかなどがまとめられている。
日本の金融機関では三菱UFJフィナンシャル・グループ、オリックス、
三井住友フィナンシャルグループ、第一生命がリストに挙がっている。

2010年に発効したクラスター爆弾の禁止条約は日本を含む101カ国が
批准してるが、そのなかで、日本は製造企業へ投融資を行っている金融機関の
数が最も多くなっている。投融資額は合わせて約2200億円に上る。
該当の4社は「個別の件についての回答は差し控える」としている。

これは大きな問題だろう。「非人道的兵器」だけでは無く、軍需産業への
投資、融資は制限されてしかるべきである。ましてや海外の企業である。
しかも禁止条約に国が批准しているのである。国もおかしい。
当然ながら法的な制限を設けるべきであり、また監視する義務もある。
この4社が今後どうするのかが見物である。約2200億円の投融資を
それではとすぐに回収はできないだろう。もっとも会社にしても、相手
企業にしてもたいした額ではないけもしれないが。
有識者が株主にいれば株主総会でも意見が出るし、あれるかも知れない。
「個別の件についての回答は差し控える」としているが、回答ができないと
いうのが本音だろう。
それに一番驚きなのは生命保険会社が入っていることだ。
かたや万が一の場合の保障をする会社が、一方で人殺しのお手伝いを
しているのだから。これは言い訳できないだろう。

クラスター爆弾
 クラスター爆弾


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name.. :記憶

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