本日 268 人 - 昨日 381 人 - 累計 1058793 人

臭気問題30年に終止符 京都のニュータウン

【臭気問題30年に終止符 京都のニュータウン】

京都府南山城村北大河原の養豚場からの臭気に対し、周辺の月ケ瀬
ニュータウンの住民が対策を求めていた問題で、村と経営農家が廃業で合意、
撤去作業が始まった。近くで道の駅が開業したばかりで、村が早期解決を
模索していた。ニュータウンへの入居から30年以上続いていた懸案に、
ようやく終止符が打たれた。
養豚場は、ニュータウンと道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」から
それぞれ約200メートルの場所にあり、ニュータウンの入居が始まった
1977年以前から操業
していた。
養豚場を経営する男性は「先代から続けてきた仕事で断腸の思いだが、
村の将来を見据えて廃業を決めた」という。

養豚場を経営する男性は本当に残念だろう。
しかし、大きな問題がある。
良いとか悪いの問題ではなく、養豚場はニュータウンができる前からそこに
あったという事実だ。勝手に越してきて文句を言う、これがわからない。
文句を言うのであれば、造成した業者や販売した不動産屋に対してだろう。
ましてや不動産を取得するときに周りの環境を確認しなかった本人が
一番問題があるのではないだろうか。百円、千円の買い物では無いはず。
もう一つはこの問題に何故、村が介入するのかがわからない。
介入するのは造成した業者や販売した不動産屋の努めだろう。
だいたい30年も何をしていたのか。すぐに造成した業者や販売した不動産屋に
連絡を取って和解なりの仲介をさせるべきだったのではないか。
警察は民事不介入だが、行政は単なる住民の不満に対して介入できるのか。
村の資金や職員も使っていると思うが、他の住民からみたら、このことに
税金を使うのは不公平では無いだろうか。

これとよく似た問題が農薬の散布である。
農薬の散布については非常に厳しい制限ができた。
農家は厳格なルールに基づいて農薬を散布しなければならない。
ところがよく考えてみると昔から田んぼや畑があって、周りが勝手に
開発されて住宅地になったのである。越してくる人は当然わかっているはず。
それが文句を言い出す。これもおかしな話だ。
こういうのが今後も増えるのだろう。住みにくい世の中になったものだ。
自分さえ良ければあとはどうでも良いという人間が増えているのは
間違いない。


コメント
name.. :記憶

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):
  • 記事検索
  • 内容検索
RSS