本日 461 人 - 昨日 533 人 - 累計 1056871 人

北海道の話は九州では

【北海道に話は九州では】

北海道の話は九州ではなかなか見ることができない。特にローカルな
ものはめったにお目にかかれない。
そのなかで目を引いたのはこの事件。

東日本大震災に伴う岩手県山田町の緊急雇用創出事業をめぐる事件で、
最高裁判所は、上告棄却の決定を受けていたNPO法人・元代表の
異議申し立てを退け。これで元代表の懲役6年の実刑判決が確定した。

判決が確定したのは北海道旭川市のNPO法人「大雪りばぁねっと。」の
元代表・岡田栄悟被告38歳。岡田被告は、東日本大震災に伴う山田町の
緊急雇用創出事業費、およそ5300万円を着服したとして業務上横領と
破産法違反の罪に問われていた。
一審の盛岡地裁は懲役6年の実刑判決とし、二審の仙台高裁は控訴を棄却した。
そして最高裁は、上告棄却を決定した。岡田被告はこれを不服として異議を
申立てていたが、最高裁は申し立てを退けた。これにより岡田被告に対する
懲役6年の実刑が確定した。

何のことはない事件に思われるが、まずNPO法人というのが引っかかる。
行政は何をしていたのか。監督義務は無いのだろうか。
次に思うのは、NPO法人という立場で起こしたこれだけの事件が
たった懲役6年ということ。おそらく被害者に賠償は無理だろう。
今後、退所後に働いて返すにしても何十年もかかるだろうし、被害者の
とっては、その手続きだけでも面倒である。
これは刑法を改正するべきだ。だいたい日本は経済犯に対して罰が軽すぎる。
被害者の立場になれば、やるせないだろう。しかもNPO法人である。
公益法人やNPO法人などに対しては一般より重い罰則を作るべきである。


コメント
name.. :記憶

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):
  • 記事検索
  • 内容検索
RSS