猫の「ごろう」

【猫の「ごろう」】

もう住み着いて１週間以上になる。
最初に見たときはえらく痩せていたが、この頃はどうも太り気味だ。
もっとも小生夫婦も２匹の犬もデブである。

１日のほとんどを小生の部屋で過ごすが、２，３回は外に出す。
遠くへは行かず、庭を探検する程度だ。
何も植えていないが土だけは入れているプランターをトイレにしている。
一度、家の中で、おもらしをして怒ったら、それから粗相はしなくなった。
家の中に猫用のトイレを置いてもいいのだが、いくら消臭しても
やはり臭うので、外に出すことにしている。

夜は外で寝ていたが、故サンタの犬小屋を洗って中に古いバスタオルを
敷いてやったが、寝たのは１晩だけで、家内の方のトイレの外の
古新聞などを積んでいる隙間で寝るようになった。
朝、呼べば出てくる。鈴を着けているのですぐ居場所がわかる。
それが暑いからか、夕方になっても部屋から出て行かなくなった。
それで百均でカゴを買って古バスタオルを敷いて部屋の中にベッドを
作ったら、ちゃんとそこで寝るようになった。
もしかしたら２匹の犬より賢いかも。

犬と違って１日２回の食事では無く、少量を何回も食べる。
食べ残しを犬のボーにいつも取られる。もっとも「ごろう」も
犬の餌を横からかっぱらって食べているが。
キャットフード、犬の餌のササミのお裾分け、猫用のゼリー状のツナ、
猫のおやつの「焼きおとと」（千切り状態になっている）、
「猫おねだりマグロスライス」などを食べている。
冷や御飯（水で戻して柔らかくしている）に「おかか」と卵焼きを
混ぜ込んだものも好きだ。
犬と違って「ガツガツ」という感じで食べる。さすがにまだ子猫で
卵焼きなども米粒代にしないと、うまく食べることができない。

１日に１回はボーと尻尾取りバトルをしている。
敏捷な「ごろう」に分があるようだ。積み上げている本の上に
逃げるという奥の手もあるし。

家内が猫ノミアレルギーなので２日に１回は洗われている。
最初は嫌がったが、ぬるま湯にじっと浸けてやるとけっこう嬉しそうだ。
部屋の中でもいたずらをするので、お台の足にひもの端をくくりつけて、
半径２メートルしか動けないようにしている。もっとも小生が相手を
している時は解放してやっている。
猫と馬鹿は高い所に登るというが、積み重ねてある本の上がお気に入りだ。
自家製猫じゃらし、ボール、キッチンペーパーの芯でよく遊ぶ。
キッチンペーパーの芯が特にお気に入りだが、悪さをすると、これで
叩かれる。痛くはないだろうが、ポコンと音がするので、それが嫌なようだ。
まあ、雄猫なので成猫になって盛りがついたら居なくなるのだろうが、
それまでは面倒をみてやるか、雀達には迷惑だろうが。

HP第３番

猫の「ごろう」

HP第３番　