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バンジ-ジャンプのロープが

【バンジ-ジャンプのロープが】

1日午後5時半ごろ、長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」
(HTB)のバンジージャンプでワイヤロープが切れる事故があり、
福岡県古賀市の公務員男性(37)が右肩打撲の軽傷を負った。事故を受け、
HTBはバンジージャンプの営業を中止した。長崎県警が原因を調べている。


事故は起きる。
今回も営業前に点検は行われていた。どのような点検だったかは
わからないが、たとえ点検し、何の異常が見つからなくても事故は起きる。
例えばロープの耐用が100回として100回使用し、点検すれば
異常は見つからない。101回目に使用限度がきてロープは切れることもある。
もっとも使用限度には幅を持たせてあるので、このような事は通常は
ありえない。しかし、逆に、生産される過程で何万本に1本かは100回の
使用に耐えられない製品も発生する可能性もある。すべての製品に対して
耐用テストを行うことは無理であり、不良品を見つけることは困難だ。
100回の使用対数の製品に100回のテストを行えば製品として
出荷できなくなる。
安全対策としては2重にロープを使用するのが簡単だが、ものすごく低い
確率で2番目のロープも不良品という事も「0」では無い。
パラシュートでも開かず、サブのパラシュートも開かなかったという事故は
現実に起きている。
だから確率は低くても事故は起こる。
ただ起こりにくくすることはできる。ロープを2重にし、耐用回数の
90%で替えるとか、方法はいろいろある。しかし企業側の採算性もあり、
耐用回数になっていない物を交換することは通常しないだろう。
製品管理を徹底し、耐用テストも行い、事前点検を十分に実施し、使用回数も
守れば、これは生産した会社や使用した会社の責任では無い。
こういった事故は人為的ミス(例えば見ればわかるような摩耗を見逃す)で
無い限り、使用した人の運である。
これは娯楽施設でも家電でも、すべてに当てはまることだ。


コメント
name.. :記憶

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