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建設現場で法令違反

【建設現場で法令違反】

大阪府内の建設現場で死亡事故が相次いでいることを受け、大阪労働局が、
府内の建設現場へ一斉立入調査に入った結果、100ヵ所を超える現場で、
安全面での法令違反が確認されたと発表した。

大阪府内では、今年に入って、労災事故による死者が13人と急増。
これを受け、大阪労働局が先月、府内232ヵ所の高速道路やビルなどの
建設現場に、一斉立入調査に入った結果、半数近くにあたる107ヵ所で、
労働安全衛生法違反が見つかったと発表した。転落防止のための手すりの
設置を怠っていたり、作業計画が不十分だったりするなどし、大阪労働局は、
ただちに是正するよう指導している。


なんと生温い処置!
これじゃあ、減るわけが無い。
「是正するように指導」って、その場限りの繕いで済んでしまう。
何故、もっと厳しくできないのか。人の命が安すぎる。
法律が甘いなら改正するべきである。
例えば飲食店が食中毒事件を起こしたら即営業停止だ。
建設業界も即営業停止にすべきだ。特に建設業界では下請け、孫請けが
多いので、元請けからすべて処罰すべきである。
またメディアも該当企業の名前を公表すべきである。
下請け、孫請けは元請けとは比較にならない安い契約で仕事を引き受け、
工期を守るために、そういう部分で手を抜かざるを得ない。
例えば元請けが下請け等に仕事を委託する場合は契約の上限利率を
決めて、それ以上の搾取をしてはならないというような法律が必要だ。
1億円の仕事を仮に上限5%として、下請けに委託する場合は下請けの
契約は9千5百万円以上となり、孫請けは9千25万円となる。
こういう観点から見なければ指導しても減るわけが無い。
つまり行政が甘いと言うこと。行政は「指導しています」という
言い訳ができればそれでいいと思っている。
これでは根本的解決にはほど遠い。


コメント
name.. :記憶

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