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庇(ひさし)を貸して母屋を取られる

【庇(ひさし)を貸して母屋を取られる】

衆院選の公約に「9条を含め憲法改正論議を進める」と掲げた希望の党からは
選挙後、改憲に慎重な発言が相次ぐ。当選者の8割が民進党からの合流組で、
小池百合子代表の求心力が急速に低下しているためだ。


まず公約とは何かと問いたい。それを投票の判断にした有権者も多いと思う。
選挙が終われば公約なぞ関係が無いと言い出すような党は嘘付きというより、
これを選挙違反として法的処置が執れるようにすればいい。
例えば、選挙後に公約を破った党は政治資金は一切交付しないとか、
当選議員の中で比例部分の当選は無効とするとか。比例部分に占める党の
公約は大きいと思われるので当然の処置では無いだろうか。

希望の党は民進党出身の候補者との政策協定書で「憲法改正を支持」と
約束させた。しかし、選挙中に希望の党の失速が明らかになるにつれ、
小池氏の訴えの軸足は改憲から安倍政権批判へと移行。劣勢をはね返そうと
「9条は守るべきだ」と街頭演説する民進党系候補まで現れた。


さすが民進党の落武者達! 拾ってくれた恩も忘れて、希望の党を
乗っ取り開始! 約束破りはお家芸!
こういう民進党系議員は即座に除名処分が相当だろう。
はっきり裏切り者の名前を出して希望の党は対応するべきだと思う。

安全保障法制を巡っても、希望の党の結党メンバーが現実路線なのに対し、
民進党出身者の一部は憲法違反だと主張。小池氏が「純化」を図ったはず
なのに、結局、安保政策で党内が一致しなかった選挙前の民進党と同じ
様相になっている。


こういう希望の党の政策、路線はわかっていて合流したはずである。
選挙に当選すれば怖いものなし。使える物は嘘をついて使う民進党の
卑怯者議員。こうなるのは目に見えていた。希望の党は、ただ当選するだけの
小道具でしかない。小池都知事も甘かった。民進党議員をよく理解して
いなかった。どんな理由、条件にしろ、民進党議員は排除すべく合流
させるべきではなかった。

同党出身の大串博志衆院議員は27日、希望の党の両院議員総会で
「『安保法制は容認しない』『9条改正は認めない』で野党と連携する
方向性を速やかに決めるべきだ」と主張した。


有権者の求めていたのは自民党に代わる受け皿としての保守政党であり、
反対だけを唱える現実を理解していない野党ではなかったはずだ。
自民・公明独裁ではと危機感を持ったり、2大与党による政治を期待したり
した有権者も多いと思う。
ここで野党と提携すれば2重に有権者を裏切ることになる。
こんな発言をする議員は即除名処分。嘘付き者のレッテルを大きく
背負わせる必要がある。

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