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志賀高原のホテルで硫化水素

【志賀高原のホテルで硫化水素】



9日午後、山ノ内町のホテルで大浴場に入った男性5人が、体調不良を
訴えて病院に運ばれた。
5人は病院に運ばれたが、いずれも意識はあり、症状は軽いという。
消防によると、大浴場では、体に影響が出るとされる濃度の硫化水素が
検出された。


硫化水素の噴出はどうしようもない。
まあ本物の温泉である証拠ではあるが、そう言ってもいられないだろう。
このホテルでは2つの換気扇のうち1つは故障していたというが、
例えそれが正常に動いていても未然に防ぐことができたかどうかは判らない。
硫化水素は火山性ガスだから、そういう温泉地にはどこでも噴出している。
以前、どこかの温泉地で道路に噴出して大騒ぎになったこともある。
特に心臓病とか喘息のある方は要注意である。

リンク:硫化水素 硫化水素

またもう一つの危険な温泉が炭酸泉である。
有名なのは大分県七里田(しちりだ)温泉下湯である。
それと同じく大分県長湯温泉。俗に言う「ラムネ温泉」。
入湯すると肌に泡がまとわりつく。某入浴剤がこれに似せて作られた。
ここの露天風呂「ガニ湯」(無料だが道路から丸見え)の横には某入浴剤を
開発した会社の掲示板が掲げてある。
また大分県筌ノ口温泉山里の湯も炭酸泉である。
この筌ノ口(うけのくち)温泉にあった某旅館(廃業)は川端康成の
お気に入りでここで執筆されたのが「波千鳥」である。
1年目にここに宿泊した川端氏は執筆を始めたが、東京に帰ったら続きが
書けなくなり、翌年再度訪れて執筆を続けたという。
で、濃い炭酸泉は当然、二酸化炭素を猛烈に発生させているので、
酸欠になる場合がある。実際に七里田温泉下湯では過去に死亡事故が
発生している。また入浴時の注意書きとして窓を開け、換気扇を使用する
ように掲示されている。

どこも入湯していて写真があるはずだが、整理が悪くて見つからないので
リンクで我慢してもらおう。

リンク:炭酸泉 炭酸泉

リンク:七里田温泉下湯 七里田温泉下湯

下湯は無人で、木の葉の湯で下湯の鍵を借りて入る。
なお七里田温泉には現在、宿泊施設はない。(以前は旅館があったらしい)

リンク:七里田温泉 七里田温泉

リンク:長湯温泉 長湯温泉

長湯温泉では小生は宿泊はいつもは「水神の森」か国民宿舎。
「水神の森」のゆきみママや看板犬のシロはどうしているかな。
初めて宿泊したのは兄2人が高校生で娘は小学生だった。
お金がある方は「翡翠之庄」(かわせみのしょう)がお勧めである。
食事のみもOKでここのエノハ料理は絶品である。
また外来用の入湯設備もある。
ちなみにエノハとは九州の一部でヤマメとアマゴを一纏めにして
「エノハ」と呼び、長湯ではヤマメである。

リンク:水神の森 水神の森

リンク:翡翠之庄 翡翠之庄

リンク:筌ノ口温泉 筌ノ口温泉

リンク:波千鳥 波千鳥


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