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北海道が「強制不妊」資料公開

【北海道が「強制不妊」資料公開】



「障がいをもつ子どもの親の会」として活動する方の発言。

法律の下行われた、人権侵害。
今も障がい者への差別意識が根強く残っている。
根本には障がい者は生まれちゃいけないという考えがあるのはとんでもない
こと。今も全然変わってないし、障がいというものが全然受け入れられてない
社会だと思う。差別をなくすには、もっと障がいのある人と関わることが大事。


言っていることは正論だし、もちろんそういう社会を形成していかなくては
ならないだろう。
しかしこれは1960年代の資料。
この当時の資料をを持って何を言っても誰も相手にしないし無駄である。
当時の環境や社会状況では仕方が無いといっても言いすぎでは無い。
また実際に障害者が子供を持って苦労したという周囲の方からも、
いうなれば強制不妊に賛成論のような投稿が目立って多い。
産んだはいいが、当人は育てることもできないという現実に直面した
周囲の方々である。

人間の尊厳はもちろん命そのものである。
しかし、ただ生まれただけではその辺の虫と変わりない。
その命に親の愛情が与えられ、教育が施されて初めて命として輝くと思う。
逆に言えば、それが生まれながらにして与えられない子供は産まれない方が
良かったというのは極論かも知れないが事実だと思う。

また「もっと障害のある方に関わることが大事」と言うが、それは一般人に
とっては単なる建前である。誰が好きこのんで関わりを持ちたいと思うだろう。
それは障害者を持つ方の勝手な言い分。
もっと極端に言えば、障害者のせいで自分達の医療保険が高くなっている
部分があるのではないかとか、多額の税金が使われているのではないかと
邪推すれば障害者は産まれない方がいい、いない方がいいという結論に
なってしまう。

障害者の問題は非常に難しい。
みんなそれぞえ考え方も違うし、それを否定もできないと思う。
例えば「昔は障害者の多くは自然の摂理として妊娠中に自然と早産などで
排他されたが現在は医学の進歩により、そういう子供までが産まれて
くるようになった」と小生がカキコしたら、「障がいをもつ子どもの親の会」
の方達から非難囂々であろう。
しかし事実は事実だ。
実際問題として障害者は社会的にお荷物であると言う現実を理解しつつ、
問題を提起して社会を変革していくのでなければ、誰も耳を貸さない。
そしていつも思う。健全者が助けるのは構わないが障害者は健全者に頼っては
いけない。、

小生のおかん(家内)は学童保育で働いているが、発達障害の児童が
何人か居て、それだけでも大変苦労しているようだ。
発達障害でさえそうであるならば障害者はどれほど大変かが判る。

仮に障害者と年金受給者と生活保護世帯が全員死んだとしたら日本は非常に
財政的に豊かな国になるだろう。
しかし現実にはそういうことはありえないし、あってはならない。
ただそういった観点からも現実を直視して行かなければ前へは進まない。
60歳定年で60歳から生活に不自由しないだけの年金が受給できるようには
どうしたらいいのか。
生活保護世帯をなくすにはどうしたらいいのか。
障害者の出生率を減少させるには医学的にできないのか。
(これは障害の発生を母胎の内で阻止、治療するという意味)
この国にはまだまだ問題が山積みされているが、財政的にも、時間的にも
優先順位が発生するのは仕方が無いし、今を嘆くより将来を考えなければ
何も変わらない。


コメント
name.. :記憶

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