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情けない年金機構No.8

【情けない年金機構No.8】

やはり思っていたとおりの結果になりました。

以下、ニュース記事から

日本年金機構の個人情報流出問題への対応に要した経費が現時点で約5億円に
上ることを明らかにした。
機構の専用電話窓口の運営や、情報漏れの該当者約101万人に対する謝罪文の
郵送に加え、注意喚起のため新聞に広告掲載するなどしたため。9月以降に
予定している該当者への新たな年金手帳の送付に掛かる約4億円を加えると、
少なくとも10億円程度に達するという。


この10億円はどこから出てくるのでしょうか。まず年金機構の役員は
全員解雇、その退職金も没収して真っ先にこれに充当させましょう。
それで担当の職員と再度チェックミスをおかした職員も同様の処分。
小生、所得がないので税金を現在は納付していませんが、納付している方々は
そのくらいしないと納得がいかないのではないでしょう。
これで済めば良いですが現体制では再び繰り返し大きなミスが起こる可能性が
大です。専用電話の経費や運営にしても、この先いくら掛かるかわかりません。
それに加えて新たな問題が発生しています。当然これも莫大な費用が
掛かります。

日本年金機構は14日、基礎年金番号などの個人情報が流出した101万人
あまりに送付した謝罪の文書のうち、約4万2000人分が対象者に届かず
戻ってきていることを明らかにした。年金機構に登録されている住所と、
対象者の現住所が異なることなどが理由と考えられ、同機構は正確な住所を
特定し再送付する方針。特定できない場合は戸別訪問し状況を確認するという。


約4万2000人と書いてありますが膨大な人数です。小さな地方都市の
人口より多い数字です。どうやって正確な住所を特定するのかわかりませんし、
簡単に戸別訪問などと言っていますが、時間と費用はどうするのでしょうか。
年金機構の職員が時間外にボランティアでするのでしょうか。小生の経験では
戸別訪問なんて訪問して挨拶するだけで一日に100軒もこなせませんし、
状況を確認するのであれば、それこそ一日に20軒~30軒ぐらいでしょう。
留守の家庭も多いと思いますから、何度も訪問しないといけません。そして
下手をすれば1軒で半日かかる場合もあります。それとも市、区役所、町、
村役場に出向いて住民票かなにかで調査するのでしょうか。そんなことを
したら、今度は秘密事項の漏洩事件でも起こりそうです。

日本年金機構が個人情報流出の該当者の一部に専用電話窓口や年金事務所で
「流出していない」と誤った回答をしていた問題で、年金機構は13日、
相談対応時に該当者を判別する「アラート表示」という業務用端末のデータ
入力で10万286件(8万6000人余り)のミスがあり、誤回答の大半は
これが原因だったと明らかにした。対象となる基礎年金番号の入力に漏れが
あったり、古い年金手帳の記号番号を誤って入力したりしていた。
誤回答をした相手2449人のうち2426人分は入力ミスが原因で、作業を
委託した業者に渡したデータにそもそも誤りがあったという。残りの
23人分は、表示は正確だったが、専用電話窓口で相談を受ける際にそれを
見落としていた。


10万件も入力ミスをする人達ってどういう方々でしょうか。
渡したデータ自体に誤りがあるとすれば、それを作成した方々は何を
考えて仕事をしているのでしょうか。わからない不思議な世界です。
こういう作業を業者に委託するのも考えものです。
このような組織・団体が信用できますか。この事件でますます若い方の
年金不払いが増加するのではないでしょうか。こんな組織より、保険会社の
個人年金に選択肢を変える方が、小生でも賢いと思ってしまいます。
落ちた信用は取り戻せません。抜本的な機構の変革、すなわち解体し
再構築するしか方法はありません。その際、役員は金融機関、保険会社、
証券会社の有識者がふさわしいと思います。官僚を含む公務員は駄目です。

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