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情けない年金機構No.9

【情けない年金機構No.9】

以下、ニュース記事から(長くてすみません)

日本年金機構の和歌山県などの事務センターで、年金の個人データを入力する
業務に携わっていたおよそ110人が、2か月分の給料が未払いのまま解雇
されていたことが分かりました。年金機構は、業者の委託方法に問題が
あったとして調査を始めています。
データの入力業務は、年金機構から福井県の業者に委託されていましたが、
そのまま富山県の業者に丸投げの形で再委託されていました。元従業員は
富山県の業者に給料の支払いを求めようとしましたが、現在、連絡が
取れなくなっているということです。
日本年金機構は、「再委託は禁止されていて、公的業務が不適切な形で
行われていたのは遺憾」とし、福井の元請業者との契約を解除、経緯について
調査をしています。一方で、給料の未払いについては、「業者側の問題だ」と
しています。
さらに、福井県の元請業者と富山県の業者は請負契約を結んでいましたが、
従業員らは「元請業者の指揮命令に従う」とする誓約書にサインさせられる
など、偽装請負が行われていた疑いがあることも分かりました。


「業者側の問題だ」と逃げをうつ年金機構。だったら調査する必要はありません。
後ろめたいから調査しているのでしょう。ここにも無駄な費用が発生し、機構の
人間は担当部署以外は我関せずでしょう。どれだけ我々のお金が無駄に
使われてきたのでしょうか。業者の選択に問題があったのも事実です。ここでも何か
おかしな雰囲気が感じられます。調査するのはまず何故そのような業者を
選択し決定したかでしょう。110人という多数の人間を派遣し、ピンハネで
儲ける人材派遣会社も大問題です。実際にはもっとたくさんの人数でしょうが、
110人でも1日1人千円ピンハネすれば1日で11万円、1ヶ月で
300万円超、年間で3600万円という大きな稼ぎです。
だいたい信用情報を含む個人データの入力をこんなに簡単に業者に丸投げで
良いのでしょうか。採用にあたっては年金機構が独自でするべきだと思います。
データの入力ミスが多量に発生したのも頷けます。やっぱり体質の問題です。
こんな機構を誰が信用するでしょうか。どんどん粗が出てきてもはや手が
つけられない状態です。やはり機構の解体、再構築しか方法はありません。

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