もう忘れていませんか、平昌冬季五輪

【もう忘れていませんか、平昌冬季五輪】

平昌冬季五輪は、来年２月９日から開催で、あと２５０日ほど。
そう言えばと思い出す人が多いのではないだろうか。
北朝鮮問題などで、まったく話題にさえ出てこない。
それでも韓国はさぞ盛り上がっているかと思えば、ほとんど無関心状態と
いうのが現状。文在寅大統領が演説で五輪に触れることも無い。

５月上旬に観戦チケットの第１次販売の結果が組織委員会から発表されたが、
さっそく売れ残りが出てる。
総数約１１７万枚のチケットを３次にわたって販売予定で、今回の売り出しは
わずか約１６万枚なのに、それでもスキージャンプなどでは、申込み自体が
販売予定の３割しかなかった。
また、チケット販売収入の２割弱を当て込んでいるアイスホッケーはまるで
人気がない。競技人口も貧弱。これではマーケットとして魅力がないと、
人気の米ＮＨＬも不参加を決めた。本来、ＮＨＬは五輪に協力的なことで有名。
じつは次の北京冬季五輪には参加するのだ。

ここにきて「無理して開催地に立候補しなければいいのに」という声も。
結局、日本への対抗意識だけで先走ってしまった。経済はどん底で回復の
見込みもまったくない。莫大な費用をかけても現在の北朝鮮との緊張下では
観客の動員は難しい。まとまった観客を動員する予定であった中国も
現在は韓国への団体旅行は禁止されている。
大会終了後の施設や跡地の運用・運営も今の経済状態では困難だ。
ますます大きな負債を増やすばかりである。

だいたいが「夏と冬、二つの五輪を開催してこそ先進国だ」となぜか
思い込んでいる、おかしな開発途上国なのである。

インフラ整備は遅れながらも何とか間に合わせるかもしれないが、現地は
北東部の山間で宿泊施設数、飲食店数、タクシー台数などのサービス面は
まったく手配が進んでなく、観客は寒空の下を彷徨することになりそうだ。

公式ＨＰも、仏語には対応しても、観客の見込める隣国の日本語には未対応。
しかも日本は渡航禁止までは出していないものの、品の良い自粛状態で、
修学旅行などは、多くが取りやめになっている。

急遽発表された韓国政府の慰安婦問題に対するコメントに日本政府は
最終的な判断を出すべきである。政府間合意ですら無視し、
勝手我が儘なことを言い出す国が主催するオリンピックになど
参加すべきではない。
日本政府が再燃した慰安婦問題に対し、真に抗議するならば不参加の道を
とるべきだ。出場の決まっている選手の方々のために日本で独自に
国際大会を開催しよう。

皆様、ＴＶ観戦がお勧めですよ、いや不参加になるかも。

HP第３番

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