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PTAは「ブラック組織」

【RTAは「ブラック組織」】

先日、この問題をカキコしたばかりだが、週刊誌に表題のような記事が出た。
まさしくそのとおりである。

新学期がやってくる。そしてPTA活動も始まる。子供たちが豊かな
学校生活を送れるように、保護者と教師とが協力する姿勢は評価できる。
だが、なぜかPTAへの不満は噴出するばかり。強制参加や非効率で無駄に
過ぎていく時間の使い方など、解決の糸口すらないのか。

といった記事である。
その内容がすさまじい。

「PTAはつぶしたほうがいい。そのほうが子供のためになる。
本部役員を長くやったが、子供にいい影響どころか悪影響しかない。

「子供のために使われていないお金が多すぎる。保護者と先生、PTA
連合会の方々との交流会とか、保護者のために開いた講演会の講師料とか。
そんなことにお金を回すなら、もっと子供のために使えよ。」

最も嫌悪感を覚えたのが、ゆがんだ人間関係。
PTAには必ず個人攻撃をする人がいて、連絡網がメーリングリストの
時代になってから、関係ない人までメールを送りつけられトラブルに
巻き込まれることがよくあった。

子供がトラブルを起こすと、あの親だから、ああいう家庭だから、と
言われる。役員になって暴走するお母さんも多かった。弁護士を雇って、
相性の合わない会長を引きずり下ろそうとした人もいた。

PTA問題の原因のひとつは、菊池桃子さんの「PTAは任意」発言が多く
の共感を呼んだように、本来は任意のボランティア団体であるはずのPTAが
義務化して、保護者を強制的に追い詰めてきた従来のやり方。

子供が精神的に病んで入院していても『全員参加です』の一点張り」。
役員経験者は『自分も我慢したのだからみんなも我慢すべき』と強く思って
いるから、次の誰かに押しつけて、の負の連鎖です」。
「小中ともに自動加入だった。入学式後に役員決めがありましたが、
入り口に立つ本部役員が出ていこうとする保護者に『なぜ出るのか』と
聞く始末」

「逆らうものはいじめ抜きます。脅威を感じる保護者に対しては、ミスを
見つけ次第つるし上げ、呼び出すなどヤンキーの世界顔負け」。
「やっていない人への陰口がひどく、気が滅入(めい)った。罰ゲームかと
思った」。
「先生との社交(餞別[せんべつ]やお礼など)に偏りがち」。
「研修イコール必ず飲み会。研修報告も何がおいしかったとかの内容が
多かった」

こんなのを読んでいると本当にあるのかという気分になるが、実際は
もっとひどい現場もあるようだ。
少なくとも任意加入であることをきちんと説明し、加入者からは承諾書を
徴求するべきである。
また、金銭関係においては交流会等はいっさい飲酒はやめ、講演会の
講師は地域のお年寄りやボランティアの方を探して経費をできるだけ
少なくするべき。もっとも交流会等自体が必要かどうかも怪しい。
会計処理の監査にしても度素人がわからない書類をサラッと見て
判を押すだけではないだろうか。
ここまでなったPTAを改革するには行政の力しかないだろう。

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