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不老不死温泉の社長、書類送検

【不老不死温泉の社長、書類送検】

青森県警五所川原労基署は、労働基準法違反(時間外労働など)の疑いで、
青森県深浦町の黄金崎不老不死温泉と同社の男性社長を書類送検した。
容疑は同社の従業員男女23人と労使協定を結ばないまま時間外、休日労働を
させ、うち22人については時間外労働の割増賃金を支払わなかった疑い。

社長は「労働時間への認識が甘く、管理も行き届いていなかった。
新しくパート従業員も雇用し改善に努めている。」と話している。

(疑問1) 

社長は44歳。労働基準法を詳しく知らなくても、常識でわかる範囲。
要は経費節減のために従業員をこき使い賃金の支払いを渋ったということ。
認識が甘いという言い訳は通用しないし、社長の資質も資格もなし。
    
(疑問2)

2015年に労基署が立ち入り調査し、違法な時間外労働と割増賃金の
不払いが発覚している。是正勧告をしたが改善されてなかった。
これも社長の言い訳と重ねると、甘えというより、計画的に思える。

(疑問3)

23人の従業員は、こういう事態をどう思っていたのだろうか。
誰も労基法を知らなかったのか。たとえ知らなくても賃金の未払いは
おかしいと思わなかったのか。ここを辞めれば生活に困るとか、
他では就職が困難とか、長く勤めていて義理が優先したとか、
いろいろとあるかも知れない。しかし働くのは賃金を得るためであり、
それが守られなければ働く意味が無い。

(疑問4)

報道では旅館の経営状態までは述べてなかったが、かなり有名で
繁盛している旅館だ。
もし経営状態が悪いのなら、ますますこの人物に社長の資質、資格が無いと
思われる。
もし経営状態が良いのであれば、尚更、たちが悪い計画的犯罪だ。
「新しくパート従業員も雇用し改善に努めている」というのなら
従業員を雇用しても経営がやれるのであれば、どうも後者のようである。

この温泉は温泉マニアにとっては垂涎の的であり、悲しい出来事だ。
温泉ネタがこのような事件しか無い自分がもっと悲しい。

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