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「うんてい」での死亡事故

【「うんてい」での死亡事故】



当時3歳の女の子が、遊具に首を挟まれ、意識不明となった事故で、
女の子が、その後、死亡した。
この事故は、香川・善通寺市の保育施設「カナン子育てプラザ21」で、
当時3歳の女の子が、屋外にあった「うんてい」に首を挟まれ、意識不明と
なったもの。
女の子は、容体が悪化し、低酸素脳症で死亡した。
警察は、業務上過失傷害の疑いで調べていたが、容疑を業務上過失致死に
切り替え、施設側の運営に問題がなかったか、引き続きくわしく調べることに
している。
女の子の両親は施設や保育士らに対し、およそ2億5千万円の損害賠償を
求めて、高松地方裁判所に提訴している。


別に保育施設や保育士を庇うつもりは無い。
しかしこういう事が多いのではないだろうか。
誰に、どこに責任があるのか。
「うんてい」を作った業者か、それを設置した業者か、それを導入した
施設か、目が届かなかった保育士か。
小生はどれも違うと思う。
作った業者は安全基準を満たしたものを作り、設置した業者は設計書に
基づいて設置し、保育士はできる範囲での監視はしていたと思う。
それでも事故は起きるのである。
万が一と言うが、その一になってしまう人が現実には存在する。
不幸な事だが、しょうがない。人間が考える物、作る物に100%の
完全というのはありえないのだ。
ご両親の悲しみもわかるが、それを裁判にするのはどうだろうか。
裁判にすることが悪いことではないと思うが、問題はその趣旨だ。
ちなみに「うんてい」は小生の頃は「猿渡り」と呼んでいた。
だが、女の子に罪は無いのも明白である。

  合掌

リンク:雲梯 雲梯


コメント
name.. :記憶

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