ブログ | ととろの温泉と美味（№３）

【胡蝶の夢】

司馬遼太郎が書いた松本良順を主人公にした小説です。
小生のお気に入りの一つです。久しぶりに読み返しましたが
やはり面白かったです。

「松本良順」
天保３年、下総佐倉藩医師佐藤泰然（のちに順天堂を開く）の次男として
生まれ、のちに泰然の親友である幕医松本良甫の養子となりました。
安政４年、幕命により長崎へ遊学し、来日していたオランダ軍医ポンペの
元で西洋医学を学び、助手としても日本初の洋式病院である長崎養生所の
開設などに尽力します。江戸に帰ると、西洋医学所の頭取となり、
幕医として身を投じました。上京した際には、かつてから親交のあった
近藤勇を訪ね、屯所にて隊士の回診を行うとともに、隊の衛生管理指導も
行い、戊辰戦争勃発後は、江戸に引き上げてきた近藤らの傷病を診察。
沖田総司の死を見届けたとも言われています。西軍が江戸に攻め込んで
くると、門弟数人を引き連れて会津に入り、土方歳三の戦傷を治療しました。
また、日新館において診療所を開設し、会津藩の医師らとともに負傷者の
治療にあたりました。
幕府方についたため投獄されたましたが、のちに兵部省に出仕し、
山県有朋の要請により陸軍軍医部を設立し、初代軍医総監となります。
また、勅撰により貴族院議員となり、男爵に叙されました。
このときに名前など簡単な方が良いと「良順」から「順」に改名します。
享年７６歳。

「順」は小生のお気に入りの名前です。
孫にこの名前をつけてくれないかな～。

外部リンク松本良順

HP第３番

胡蝶の夢

HP第３番　