北朝鮮の戯言（たわごと）

【北朝鮮の戯言（たわごと）】

北朝鮮は先月２８日、韓国の朴前大統領が金正恩労働党委員長の暗殺を
計画していたとして「極刑に処す」と発表し、韓国側に朴前大統領の
引き渡しを求め、要求に背を向ける場合、
今後、南北関係にどんな悪影響を及ぼすのか判断するべきだ」とした。

さらに、「事実上の交戦状態にある相手側の指導部に対するテロ行為は
軍事的挑発の極みだ」と非難し、「アメリカと韓国がわれわれの最高首脳部を
狙った特大型の国家テロ犯罪を再びたくらむ場合、その組織者、加担者、
追従者は戦時法に準じて事前通報なしに即決処刑する」と強調した。

まあいつもの誇大妄想の実現不可能な声明だ。
現状では、北朝鮮は韓国以外のどの国にも攻撃を与えることはできない。
韓国に攻撃した場合は日本は各法律の範囲内で援助程度、アメリカは
現政権では自国の威信が保てる程度の協力と思う。
もし韓国以外の国に攻撃した場合は、攻撃＝国の崩壊というのが
目に見えている。

非核の攻撃では、攻撃後、反撃に遭い戦争は１日で継続不能となる。
もし核を使えば、限定核による反撃で国自体が消滅する。
それでも攻撃に踏み切るのは北朝鮮自体が、四面楚歌の中で、他の行動が
すべて取れなくなり、自滅する瞬間である。
現状では政権幹部が現在の優雅な生活を捨てる訳が無い。
まだまだ麻薬も偽札も武器密輸も活きている。
一般国民そして兵士ですら飢餓状態の経済状態で、
金正恩労働党委員長の豪華な生活と核開発などの資金を見ればわかる。
北朝鮮自体での内部的な生産は他には何も無いし、輸出できるのは
麻薬、偽札、武器ぐらいのものだ。
北朝鮮も韓国と同じ嘘付き国家で（当たり前か、同じ民族だから）、
こういう発表はむしろ国内に与える影響を考えているのだと思う。

同じ民族で馬鹿な事ばかりしている世界中の嫌われ国家である
韓国がどのような声明を出し、どのような行動をとるのか、日本は
観客席からじっと見ていよう。

今回の北朝鮮の声明には韓国現政権のことは何も出てこなく、
韓国現政権は北朝鮮に対して歩み寄りの姿勢である。
北朝鮮の現体制や核開発、非人道的行為などが解消されなければ
平和的な南北統一ができる訳が無い。
しかしそれは千年待っても無理だ。可能性は北朝鮮内部からの革命のみ。
実際、金正恩労働党委員長が一番恐れていることは、外国では無く、
この内部からの反発である。それが恐怖政治に繋がっているのだが、
それを取り巻く連中も、もし政変という事態になれば、自分たちの
過去の犯罪が世の中に晒される。糾弾が行われるのは間違いない。
現状維持のためには、この体制を守るしか無い。

日本にはいい格言がある、「触らぬ神にたたり無し」。

HP第３番

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