中国海軍の情報収集艦、津軽海峡で領海侵入

【中国海軍の情報収集艦、津軽海峡で領海侵入】

防衛省は２日、津軽海峡を通過中の中国海軍の情報収集艦が、約１時間半に
わたって領海内を航行したと発表した。
中国軍艦による日本の領海侵入が確認されたのは、２００４年１１月の原子力
潜水艦、１６年６月の情報収集艦に続いて３回目。
同省によると、２日午前１０時４０分頃、海上自衛隊のＰ１哨戒機などが
同海峡の領海部分を東進する情報収集艦を発見した。日本海から太平洋に
抜ける途中とみられ、不審な行動は確認されなかったため、海上警備行動は
発令されなかった。

中国側は航行時、国際法で認められている「無害通航」の認識を示した。
通常、同海峡を通過する外国軍艦は、領海に入らないよう針路を変えながら
中央の公海部分を進むが、中国の情報収集艦は近道する形で直進して領海を
抜けて行ったという。

都議選より、よっぽどこちらの方が重要だ。
相変わらず中国は国際法、国際的慣例を無視する野蛮国である。
津軽海峡は日本海から太平洋に抜けるには、どうしても航行しなければ
ならない近道なので、国際法で航行が認められている。
（もっと北にも海峡があるが遠回りだし、霧が発生しやすく難航路）
しかし領海は違う。海上自衛隊は出動して領海に入らないように牽制や
指示を促すべきだ。これが慣例となって中国は必ず同じ事を繰り返す。
それは津軽海峡だけの問題ではなく、沖縄諸島等でも行われる。
その時に中国は前例として今回の行動をもって言い訳にする。
それに対して日本が反論できるのか。あの時は良くて、今回は駄目と
いうような事が言えるのか。こういう中国の行動に対しては普通以上の
厳しさを持って対処しなければ、あの国は調子に乗ってどんどん同様の
事を行ってくる。

また不審な行動はしなかったというが、情報収集艦がわざわざ不審な行動を
する訳が無い。情報収集自体が不審な行動である。
情報収集が日本にとって不利益なことは間違いない。
例えば潜水艦の出す音を収集していれば、これは日本にとって将来の大きな
脅威となる。静かさで優秀な日本の潜水艦だが、艦固有の音を収集されれば
識別に役立つ。より静かな潜水艦を多額の税金を使って開発・建艦する
必要に迫られる。（もっとも通常からも行っているだろうが）

やはり憲法の改正が必要である。戦争をしろと言っているのではない。
日本が独自で自主防衛できるだけの体制は整え、それを明文化するのが
まっとうな事だろうと思う。

いつも思っているが、自衛隊が違憲だとか、不必要だとか言っている人は
自衛隊員の気持ちやその家族の気持ちを考えたことがあるだろうか。
違憲ならば合憲にすればいい。不必要だと言う人間は、災害にあっても
救助の順番は最後。海や山での遭難等にも自衛隊は一切関係しない。
有事の場合は個人で対処してもらう。

HP第３番

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