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情けない年金機構No.2

【情けない年金機構No.2】

以下、ニュース記事から抜粋
日本年金機構がサイバー攻撃を受けて年金受給者や加入者の個人情報が
流出した問題で、流出した約125万件の情報は949個のファイルに入り、
そのうち7ファイルのみパスワードがかけられていた。関係者への取材で
わかった。内規で定められていたパスワードがあったのは流出した
ファイルの1%に満たず、機構の情報管理のずさんさが改めて浮き彫りに
なった。
流出したのは基礎年金番号、氏名、生年月日、住所の4種類の個人情報。
年金記録を管理する「社会保険オンラインシステム」から記録媒体を使って
「情報系システム」に移したデータが不正アクセスを受けた。
データを移すのは、年金受給者や加入者に年金関係の通知を郵送する時に
使うため。情報系システムと職員のパソコンとはLANで結ばれ、権限を
持つ職員が中の情報を見ることができた。作業がしやすいように、パソコンに
ダウンロードしてファイルで保存することも可能としている。

現在、公的年金は信用がありません。本当に将来もらうことができるのか、
特に本当は年金を支えるべき若年層にそういった考えを持っている人が
多くなっています。もし小生が国民年金を掛ける若年層だったら、
やはり私企業の個人年金を選ぶと思います。例えば現在国民年金に
加入なさっている自営業の方々は将来とても年金の額だけでは生活が
できないのはわかっていますから、せっせと貯金をしています。
逆に将来の最低受取額を国が保証して掛け金を引き上げて、そして
生活ができる額を支給するようにすれば当分の間は年金資金は安定します。
そして国はその間にその資金を上手に運用するべき対策を考え実行すれば、
若年層にも加入する方々が増えると思います。ところがこれが困難なのは
その運用が超難しいということですが、日本のトップレベルの官僚が
そろっているお役所だからできるでしょう。

ところで上記の記事で内規違反ももちろんOUTですが、普通、そういう
大事なファイルがダウンロードできる企業なんてないでしょう。
LANで結ばれているのは当たり前ですが、一般企業でしたら、
ダウンロードしようとしても、できないようにシステム化していると
思います。個人情報の取扱は一般企業では面倒くさいぐらいに厳しく、
小生の現役時代には何件の情報を見て、その後どういうふうに処理し、
そのデータは最終的にどうしたかを紙で記録として残し、上司が常に
チェックするようになっていました。それを考えると、やっぱり
親方日の丸の甘い甘いお役所仕事ですね。

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