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飾り物の中国空母

【飾り物の中国空母】

航空母艦(空母)というのは相手国に対して非常に脅威を与える。
航空機(爆撃機等)は当然ながら飛行距離の問題があるが、
空母ならばこれを解決できる。
しかし空母によって他国にプレッシャーをかけるためには多額の費用が
必要になる。まず、建造費が高い。艦載機も用意しなければならない。
そのうえ飛行機が空母に着艦するのが難しいために、高い技量をもつ
パイロットを育てなければならない。そして、その技量を維持することが
難しい。日常的な訓練が必要になる。
さらに飛行機は尾部に取り付けたフックを空母に張った鋼鉄のワイヤーに
引っかけることによって着艦する。現代のジェット機は巨大で高速だから、
着艦する際に極めて強い力がワイヤーにかかる。特殊なワイヤーでないと
切れてしまう。現在、そのようなワイヤーを製造できるのは米国と
ロシアだけとされる。中国はワイヤーをロシアから輸入していると
言われるが、そのワイヤーは何回か使うとダメになる。
このように空母を維持するのに莫大な費用がかかることが理解できる。
しかも例えば日本の潜水艦に対する中国の哨戒レベルではこれを
索敵排除するのは無理である。建造費も人員も少ない1隻の潜水艦に
よって撃沈されるのが目に見えている。
しかも中国の経済が落下ぎみの現在、どこまで現戦力を維持できるか
大きな疑問である。

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