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諫早訴訟 開門差し止め命じる判決 

【諫早訴訟 開門差し止め命じる判決】

国営諫早湾干拓事業(諫干、長崎県)の干拓地の営農者らが国に潮受け堤防の
開門差し止めを求めた訴訟で、長崎地裁は17日、差し止めを命じる判決を
言い渡した。諫干を巡る訴訟で開門差し止めを認める判決は初めて。
2010年に国に5年間の開門調査を命じた福岡高裁判決が確定しており、
確定判決とは逆の請求を認める判決は極めて異例。

二つの裁判所がまったく逆の判決を下した。
どちらが正しいとか間違っているということではなく、世の中には
白と黒だけではなく灰色が存在するが、裁判は白黒をつけなければ
ならない。裁判官も大変だろうと思う。
しかし何故、福岡高裁で判決が確定しているのに実行できないのか。
確定である。この確定という意味がわかっているのか。
これでは裁判も判決も意味をなさないのでないか。

で、小生の個人的意見だが、限りなく黒に近い灰色。
やはり開門が正当だと思う。
いろいろな大学の教授も閉門による環境の悪化を指摘している。
もともと海というのは山の栄養分が川によって運ばれて豊かになる。
そのために、わざわざ植林をしている漁業関係者や地域もあるくらいだ。
また海流の影響も大きい。
今のままでは漁業者が一方的に不利益になっている。
農民と漁民の戦いだが、先に漁業を営んできた漁民の勝ちで、
閉門による干拓でできた土地で農業をはじめた農民の負け。

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