ブログ | ととろの温泉と美味（№３）

【物忘れ】

最近、歳のせいか夫婦で物忘れが激しい。
おかん「おとうさん、あそこのあれとって」
小生「あそこのあれではわかりません」
というふうな会話が多い。
まあ３５年も一緒に暮らしていればたいがいのことはわかるけど。

人間の脳の皺を拡げると約４０センチＸ５５センチぐらい、つまり
新聞紙程度の広さとなる。
そこに１４０億個の脳細胞があってそれぞれに５千個の神経と繋がり
約７０兆に達する臓器である。
重さは約１．５キロで体重の２，３％しかないのに消費する酸素は
２０％以上である。
そしてこの脳細胞は毎日数百万の単位で死滅し新しいものと入れ替わる。
ところが老化が進むとこの新陳代謝がうまく進まなくなって死滅する方が
圧倒的に多くなる。
で、今現実にそれを小生が実感している。

どうも人の名前、物の名前を思い出せないことが多くなった。
いろいろと工夫はしている。
人の名前は当時の一つのシーンと組み合わせたり、同じ名前の人をセットで
思い浮かべるようにしたりして思い出すようにしている。
物の名前は「あ」から「ああ」「あい」「あう」「あえ」「あお」
「いあ「いい「いう」というようにずっと２文字を考えて思い出すように
している。これは暇な小生だからできることで、あまりお勧めはできない。

頭と指先を使うとボケないというが、けっこう両方使っているのだが
それほど効果はなさそうだ。あと１０年ほどたったら、どれだけ効果が
あったかまた違う状態で出てくるかもしれない。
夫婦ともそこそこの持病はあるが、そこそこ健康でまずはめでたしめでたし。

HP第３番

物忘れ

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