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認知症なら、即免停

【認知症なら、即免停】

75歳以上の高齢者が運転免許の更新時か違反時に「認知症のおそれあり」と
判定されたら、例外なく医師の診断が必要になり、「クロ診断」なら運転免許は
打ち切りになる。この新ルールが3月から始まっている。認知症のドライバーを
早期に見つけ、事故を減らす狙いだが、当事者団体や学会などからは「認知症、
即免許停止は乱暴」「危険運転との因果関係は証明できていない」といった
批判が消えない。運転能力のある認知症の人もいるうえ、高齢者にも豊かな
生活を営む権利があるからだ、という。車がないと生活できない高齢者も
存在する。


まず小生の単純な意見。認知症なら即免停に賛成。
75歳以上で免許更新時に認知症が発見できなくても、認知症の人はいる。
また更新時以降に発病する人もいる。
しかし、はっきりと認知症と判断された場合は、これだけ多くの車が
存在する現代においては、未来予想における危険の回避の方法として
仕方が無いだろう。運転能力のある認知症の人がいても、それは現時点に
おいてのことであり、明日はわからない。車がないと生活できない高齢者も
存在すると言うが、それは行政の問題であって自動車事故とは別問題だ。
高齢者にも豊かな生活を営む権利はもちろんあるが、自動車を運転する人にも
事前に危険を回避する権利がある。ここで権利うんぬんの話は見当違いだ。
学会というのはどうも世間からずれた思考の持ち主が多いようだ。

実際に運転していて、見ていて「もう免許証を返上したら」と思う運転を
する高齢者が多い。小生も61歳で若いとは言えないが、そういう運転しか
できなくなったら免許証を返上する。認知症への差別ではないが、認知症と
診断された人が運転していたら、やっぱり怖いと思う。
もし認知症でも運転は正常にできる人が、運転中に認知症が原因の事故を
起こしたら誰が責任を取るのか。運転者本人は認知症ということで、
刑事責任を取ることができないだろう。被害者が泣き寝入りか。
認知症の家族にアンケートを採ったら、たとえ運転が正常にできても
運転して欲しくない、運転させないという回答が圧倒的に多かったようだ。
事故で家族まで影響を受けてはたまらない。自動車保険は重大な過失が
あった場合は出ないのだが、この場合はどうなるのだろう。

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2017年07月28日

コメント
name.. :記憶

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