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狂犬病のワクチン接種

【狂犬病のワクチン接種】

世の中には小生の貧弱な頭ではわからない事が多い。
これもそのひとつだ。
しかしどう考えてもおかしく思える。

飼い犬への年1回の接種が義務づけられている狂犬病ワクチンをめぐって、
獣医師がもめている。自治体からの委託で集団接種をしている獣医師会の
設定料金に対して、獣医師会に所属しない獣医師が格安で実施。
愛犬家にはうれしいことだが、獣医師会は「国民の健康を守るワクチンなのに、
このままでは接種率が下がってしまう」と反発する。


単純に考えて料金が下がれば接種率は上がるのではないかと思うのだが。

ある獣医科医院は今年、ホームセンターなど21都府県の305カ所で
狂犬病のワクチン接種を行った。料金は1回2千円(税抜き)。
獣医師会の設定料金より3割ほど安い。「消費者サイドに立って、
安全なワクチン接種を適正な値段でやっている」。


これのどこが接種率が下がるのだろう。
獣医に行くよりも場所と時間がわかっていれば、買い物のついでに
行けるので重宝すると思うのだが。

こうした動きの広がりに対して、獣医師会からは「国民の健康のための
事業で、ビジネス感覚でディスカウント(値下げ)が広く行われている」と
いった批判が出ている。


と曰っているが、結局、しょせん金儲けではないか。
他所が安売りされると困りますと言っているだけで、見苦しい。
ビジネス感覚のどこが悪いのだろう。無駄を省き、消費者(飼い主)の
利便性を高める行為のどこが悪いのだろうか。

接種の料金設定は、自治体の了解のもとで決められる。獣医師会にとっては
重要な収入源で、その一部は獣医師向けの狂犬病の講習会など公益事業にも
使われる。収入が減ると獣医師会が弱体化し、自治体による集団接種の実施に
悪影響が出る、というのが獣医師会側の主張だ。


これは無理なこじつけ。獣医師会がそんなに簡単に弱体化するわけがない。
どこをどう考えても集団接種に悪影響など出てこない。
保険もきかない獣医院で収入が簡単に減るわけがない。
減るのはヤブの獣医という証明に他ならない。

一方で、獣医師会に所属していない獣医師らは、「集団接種ではなく、
ホームセンターなど身近な場所で行えば、利便性が高く、飼い主は
接種しやすくなる」と主張する。こんなデータがある。
神戸市で11年に接種を受けた約5万9千匹のうち、約1万9千匹は
獣医師会に所属していない獣医師が実施したという。


これ%になおすと32%超。利便性は立派に証明されている。
きっと、ヨボヨボで、もうそういう場所への参加は無理で、
しかも、あまり儲けてもいない年寄り獣医が言い出したのだろう。
だいたい、この手の団体の役員とか理事とかは、もうとっくの昔に
引退していいようなジジイばっかりで、新しいものを極端に嫌い、
自分の立場を守ることだけを考えるやつばかりだ。
まさしく老害である。

リンク:狂犬病 狂犬病

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2017年08月17日

コメント
name.. :記憶

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