本日 702 人 - 昨日 223 人 - 累計 1132273 人

有機農業

【有機農業】

千葉県いすみ市は27日、全13市立小中学校の給食で使用するご飯
について、全量を無農薬無化学肥料の有機米に改めた。
今後、継続して実施する。市は環境保全型農業を推進し、給食のご飯は
有機米で賄うとの目標を掲げていた。こうした試みは全国初という。


確かに目指すところは素晴らしいと思う。有機米は手間がかかる分、
価格も高いと思うが、それでも始めた事は有意義だと思う。
ただし、全国の市町村がこれを実施できるかというと100%不可能。
まず有機米の絶対量が足りない。13しか小中学校がないからでるのだ。
しかし小さな市町村から、ぜひ初めてもらいたいものだ。

ところで小生は元JA職員だったので、米作の事は少々は知っている。
田植え前には育苗センター、刈り取り後にはライスセンターへ毎年
手伝いに行かされたものだ。
なんと言っても手間がかかる。最近は農薬の散布も厳しい制限ができて
非常に農家は苦労している。場所によっては近年増えた猪や鹿の被害も
大きい。なんと言っても自然が相手なので干魃、日照不足、大雨、
台風等々、どうにもならない事が多い。
しかし外米に比べ食べ慣れた日本のお米は、やはり美味しいと思う。
有機農業は農薬、化学肥料代は掛からないが、その分、虫害もあるし、
育てる難しさがある。それでも昔に比べれば農薬など使用する量が
かなり減っているのではないかと思う。
これからの新しい農業の形だろうと思うし、改善や発見の分野でもあると
思う。企業の研究機関、公的機関の研究に期待したい。
(例えば米が葡萄のような大きさになる稲とか・・・)

前の記事
2017年10月28日
関連記事
NO IMAGE
日産自動車不正問題 (10月25日)
NO IMAGE
ドラフト会議 (10月28日)
NO IMAGE
有機農業 (10月29日)

コメント
name.. :記憶

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):
  • 記事検索
  • 内容検索
RSS