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ドラフト会議

【ドラフト会議】

一昨日、今年のドラフト会議が行われた。
ご承知のように、指名が重なった場合は抽選になり、2位以下は
ペントレースの順位の下から指名するというもの。(と思う)
確かにプロ野球球団のレベルを均一化するには一つの方法であり、
無茶苦茶な高額の契約金を抑えるという効果もあるだろう。
(無ければ裕福な球団が断然有利になってしまう)

しかし1人の人生が球団のレベルの均一化のために決められて
いいのかと思う。契約金の高騰化も、あくまでも球団側の事情であって
最高額を決めていればいい問題であり、選手側の意思がまったくない
現在のドラフト会議は、まるで奴隷の人身売買のように思えてならない。
普通の会社に入るのだって、入る方も取る方も選択の余地がある。
現在のプロ野球のドラフト会議では、選手側には拒否か逆指名
(これもすべてうまくいくとは限らない)という、ささやかな抵抗しかない。

またプロ野球の球団均一化と言うが、首位と何十ゲーム差の球団が
存在しているのも事実であり、決して均一化は実現されていない。
均一化というような事は球団の選手の育て方なども大きく影響し、
ドラフト会議でいい選手を取ったからといって、結果はさほどないような
気がする。ましてドラフト会議で上位指名した選手が必ず活躍するとは
限らない。下位指名の選手が大活躍する方が多い場合もある。
日本のプロ野球は12球団しか無いので淘汰は難しいが、本来は
そういう球団は淘汰されて消えていくべきだと思う。

今のドラフト会議はベターであるにしてもベストでは無い。
再度、プロ野球全体で、ドラフト会議を考え直していく必要があるのでは
ないだろうか。

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