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集落で村八分

【集落で村八分】

大分県弁護士会は6日、就農のため県北部の出身地の集落(14世帯)に
Uターンした男性の世帯に対し、集落全体で「村八分」をしているとして
村八分をやめるよう是正勧告したと発表した。


この記事からはわからないが、小さな年寄りしかいない小さな集落で、
地区のボスみたいのがいるような気がする。しょせん消滅する集落だろう。
大分県では3件目だそうだ。大分県民を非難するつもりは無いが、
大分県出身の母親を顧みれば、確かにそういう県民性はある。

男性は母親の介護のため、2009年に関西からUターンしたが、11年ごろ、
農地開拓の補助金の支払われ方に疑問を呈し住民とトラブルになった。
母の死後の13年、集落は会議を開き男性を自治会の構成員に入れないと決定。
その後、男性は豊作祈願などの行事の通達をしてもらえなかったり、市報が
配布されなかったりしている


一般のサラリーマンにはわからないだろうが、農家は周辺住民の協力が
なければ難しいところがある。豊作祈願などはどうでもいいが、市報を
配布されないというのは、ちょっと行き過ぎだろう。市民である以上は
受け取る権利があり、市は地域住民に委託しているのだから、事情は
どうであれ、委託された人(集落)は配布する義務があると思う。
村八分と言うが、江戸時代の村八分でも冠婚葬祭や最低限の共同作業は
別だった。それはそれで意味のある習慣として存在した。
これは村八分では無く差別である。その集落は何をこの人に求めているのか。
この人も思いきってこの集落は捨てた方がいい。このような集落はどうせ
将来は消滅する。土地、建物は売れば安く買いたたかれるだろうから、
しばらくは放っておいたらいい。

集落がある市は取材に「まだ事情を聞いておらず、コメントできない」と
話した。


これが行政の態度である。その集落にも行政から何らかの支援があっている
はずで、あとは任せっきりで、金さえ出していれば、あとは知らぬ存ぜぬで
変な集落のボスみたなのが出てきてしまう。
市報が届いていないというのは行政にとっては完全な落ち度。
しかもそれが村八分が原因というお粗末なもの。
14世帯の全員がこの人に対して悪い感情を持っているとは思えず、ボスに
逆らえないのではないだろうか。逆らえば今度は自分が村八分になるという
恐怖心。

まあ以上は小生が勝手に考えたことだが、たまには、この人の方が異常で
集落に溶け込めず、集落も手に負えずといったこともありうる。
どうもお互いの言い分が錯綜して真実がわからない。
事態や真相がもっと判れば行政の対応の是非も判明するだろう。
このニュースは続報を見てみたい。

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2017年11月08日

コメント
name.. :記憶

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