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自賠責の運用益返還を検討

【自賠責の運用益返還を検討】



交通事故の被害者対策の財源として国の特別会計に計上されていた
自動車損害賠償責任(自賠責)保険の運用益約6100億円が一般会計に
繰り入れられたままになっている問題で、麻生太郎財務相は29日の
参院予算委員会で特別会計への返還を検討する考えを示した。民進党の
大塚耕平代表の質問に答えた。


これは何回も問題になっているが、過去は財政難を理由に実現しなかった。
で、小生が思うのには現在も余剰金はリハビリ病院の運営などに利用されて
いるが、交通遺児に対してもっと手厚くしたらいい。

特別会計に返還といっても、その後が何に使われるかが問題であり、
自動車の保険という名目で集めた資金であるからには、そういう範囲のなかで
使用するのが順当だろうと思う。

自賠責自体が充実していないという事もある。足りないから、ほとんど
全員が民間の任意保険に加入する。とても自賠責の額では足りない。
それを引き上げるというのも有効な活用方法だと思う。

自賠責自体の掛金の引き下げという意見もあるだろうが、どうせ引き下げに
なっても数百円だろうし、それならいっそ6100億円で交通遺児の基金を
充実した方がいい。実際に知り合いにそういう方がいるが恵まれているとは
言えない。6100億円あれば、多くの遺児が進学できる。
それを基金にして運用すれば、それだけの運用益だけでも、かなりの人数に
上ると思う。進学だけで無く、該当家庭に対する生活援助金もいい。
とにかく、ある意味で強制的に集めた資金なので有効に活用して欲しい。

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