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高齢化と介護

【高齢化と介護】



日本における介護分野の人手不足は深刻だ。誰がこの仕事を担うのか――
同じ東アジアで、この問題でひとつの解を見出そうとしている国がある。
それが台湾だ。インドネシアやフィリピンなどから家庭滞在型の介護人材を
積極的に受け入れ、いまやその数は20万人を大きく超える。社会全体が
「外国人と共に生きる」ことを選択した台湾は、日本の未来を考える教材だ。


こういう記事があった。
確かにひとつの選択肢ではある。
しかし本当にそれでいいのだろうか。
より重要で緊急なのは介護に従事している方々の待遇改善ではないのか。
外国人を当てにするより、まずはそちらに目を向けるべきだと思う。
時間的にもゆとりがある体制がとれる人員を確保し、給与が高ければ、
なり手は増加すると思う。
逆に言うと、時間的にも給与的にも恵まれていないから、人材の確保が
難しく、なり手も少ないのである。
小生、就職活動中だが、なんと介護職員の募集の多い事か。
しかもパート、アルバイトの時給を見れば、それほど恵まれていない。
これでは人は集まらないし、長続きもしないだろう。
行政が本気で取り組むのであれば、まず介護の資格に最低基準の資格手当を
決めるべきである。また他の職種より高い最低賃金も織り込むべきだ。
これから一段と増加する高年齢者に対して今からすぐにでも取り組まなければ
どんどん人員は足りなくなっていく。外国人に頼ると言ってもまず言葉の
問題がある。3年、4年ではどうしようもないだろう。
それも一つの方法ではあるが、現実に相当な数の人員が不足している現在は
多面的に取り組まなければ、いつまで経っても問題は解決しない。

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2018年01月11日
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