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米艦がスカボロー礁航行 中国「強烈な不満」

【米艦がスカボロー礁航行 中国「強烈な不満」】



中国外務省の陸慷報道官は20日声明を発表し、中国が「領海」と主張する
南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)から12カイリ(約22キロ)内の
海域に17日夜、米海軍のミサイル駆逐艦「ホッパー」が中国政府の許可を
得ずに進入したとして「強烈な不満」を表明した。
陸氏は中国の主権を守るために「必要な措置」をとると強調した。

フィリピンの排他的経済水域(EEZ)内にあるスカボロー礁は2012年に
中国がフィリピンを追い出し実効支配を開始。これを受けてフィリピンが国連
海洋法条約に基づく仲裁裁判に訴え、南シナ海における中国の主権主張を
全面的に退けた16年7月の裁定につながった。


結局、一路一帯などと言っても軍事的に制圧して領土を広げる野望にすぎない。
仲裁裁判の裁定は中国の全面敗訴だったが、なんら変わっていないのが現実で
ある。こんな裁判ならば無いも同然。
何故、国連関連機関の裁判所の裁定に実行力を持たせないのか。
裁定に従わなければ次は国連決議で経済制裁なりできるようにしなければ
何の意味も無い。
そこで出てくるのが常任理事国の拒否権である。
つまり、国連の改革が行わなければ、いつまで経っても問題は解決しないと
いうこと。国連は世界平和の為にあるのだが、常任理事国は自国の利益しか
考えていない。特に中国とロシアだ。いやアメリカも政権が変わって少し
おかしくなっている。

中国が主権を守るために「必要な措置」をとると言うのであれば、反中国の
国が集まって集団でその海域で何百隻もの船舶によるデモをしたらいい。
それらの国に中国が必要な措置、つまり攻撃ができるわけが無い。
いや攻撃したならば、被害は生じるが、国連から中国を追い出せるかも。
とにかく国連、その関連機関の改革が最大、最優先の課題である。

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2018年01月23日
コメント
name.. :記憶

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