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生きた細菌兵器 プラス 余談

【生きた細菌兵器 プラス 余談】



北朝鮮の木造船の乗組員が、北海道松前町の松前小島に上陸し発電機などを
盗んだ事件で、船員が、結核に感染していたことが分かった。
二次感染の恐れもあることから、警察などでは近く、接触した職員の健康診断を
行うことにしている。
関係者によると、結核に感染していたのは、北朝鮮の木造船の乗組員の男性で、
現在、病院で隔離されているが、確認された時点で、口から結核菌を排出する
重い状態だったということだ。


言い方は悪いかも知れないが、これは「生きた細菌兵器」である。
結核以外にもどんな病原菌が入ってくるか判らない。
例えば全世界で撲滅したと言われている天然痘でさえ、北朝鮮のデータは
公表されていないので判っていない。
もしかしたら生存している可能性もある。
また日本では犬を飼う場合は狂犬病の注射が必ず行われていて、
まず日本で狂犬病が発生することは無いが、北朝鮮では判らない。
やはり海上保安庁、海上自衛隊の増員、船舶の増加が必要である。
なにせ日本は周りを海で囲われた島国である。国土面積は小さいが
その有する海岸線の長さと所有する海域面は世界的にも上位で広い方である。
これを海上保安庁や海上自衛隊の現有勢力でカバーしようとしても無理。
今は漁船が不運にも事故で流れ着いているかもしれないが、これを戦略として
用いられたらどうにも対応のしようが無い。
早急に改善すべき案件だと思う。

で、プラス余談の部分。
話は変わるが、1997年1月2日、C重油19000キロリットルを
積んだロシア船籍「ナホトカ号」が船体前部を折損し、推定6240
キロリットルのC重油が流出し、沿岸各地に多大な被害を及ぼした。
この時に浚渫兼油回収船は日本に「清龍丸」1隻しかなかった。
現在は新潟港の「白山」が日本海を24時間以内、北海道周辺海域でも
2日以内に回収作業が行える。さらに名古屋港の「清龍丸」や、北九州港の
「海翔丸」がいて3隻体制である。しかしこの広い日本の領海でたった
3隻である。上記の事故の場合は処理に48日間かかった。
こういう面でももっと艦船を増やすべきだと思う。それでなくても海洋資源の
減少が著しいのに、こういう人的被害が増えればどうしようもなくなる。


コメント
name.. :記憶

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