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阿波おどり赤字4億、市観光協会の破産申し立て

【阿波おどり赤字4億、市観光協会の破産申し立て】



毎年8月に徳島市で行われる阿波おどりを主催する市観光協会が、約4億2400万円の累積赤字を抱えていることから、同市は2日、協会の
破産手続きの開始を1日付で徳島地裁に申し立てたことを明らかにした。


どうしてこうなったのか不思議である。
ここまで累積赤字が溜まるまで、なぜ手を打たなかったのか。
赤字の原因を調査して解消への努力をしなかったのか。
おそらく市民などは何も知らされていなかったと思う。
市観光協会ならば市の外郭団体で、その資本は市民の税金だろう。
いかに行政がのほほんと考え、何もしていないというのが判る。
税金は人の金だからという公務員の体質がはっきり出ている。
徳島市の阿波踊りであれば、やり方によっては黒字にできると思う。
損益勘定を何も考慮しない行政の手抜きである。

またこれには徳島新聞が大きくからんでいるという。
儲けが主体の新聞社と観光に力を入れる団体では考えが違う。
むしろそういう視点から見れば観光協会も被害者と言える。


市によると、雨天時のチケット払い戻しなどで赤字が長年にわたって積み
重なり、借り入れが約4億3600万円に上っていた。有識者らによる
調査団を設置して調べたところ、会計の裏付け書類がないなどの不適正な
処理が判明。協会側は「経営をスリム化すれば、借金を返済しながらの
阿波踊り運営は可能」と主張したが、調査団は「徳島新聞社との協力体制にも
懸念があり、赤字を解消しつつ、事業を継続していくのは困難」との結論を
出した。


こんな協会はいらないだろう。たとえ徳島新聞が主犯でも累積赤字が
これだけできてしまったのは事実である。
もっと市民サイドの協会を作ったらいい。
借金を返済しながらと言うが、それができなかったからこれだけの
負債が累積したということが判っていない。
雨天時のチケット払い戻しなどが原因と言うが杜撰な計画のせいだろう。
一般の企業だったらそういう理屈は通らない。
すでに2月16日からは14%の遅延損害金が発生している状態で、
協会や委員の言い分など聞く必要も無い。1ヶ月で4百万円以上の
損害金が増えていくのだ。市は金融機関から、借入額から預金などを
差し引いた約3億8000万円の代理弁済を求められている現状である。
経理も杜撰であれば何も言えないだろう。

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2018年03月03日

コメント
name.. :記憶

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