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最近読んだ本No.6

【最近読んだ本No.6】

続き物で読み返したくなり一気に4巻読んでしまいました。
大鐘稔彦氏「孤高のメス」神の手にはあらずで、外科医当麻鉄彦の続編です。
内容は読んでからのお楽しみと言う事で、ただ悲しい結末とだけ書いて
おきましょう。

医療系の本は読んでいて確かに面白いのですが、もう少しわかりやすくして
ほしいと思います。まず専門用語ですが注釈をつけて解説してもらうと
なお一層理解出来るのではないかと思います。なにげなく記された単語も
素人にとっては意味がわかりません。特に筆者が医師の場合がこの傾向が
多く感じられます。一般的なノンフィクション作家が著したものと比較すると
この部分の差が歴然です。世界で初めて心臓移植を行った南アフリカの医師を
題材とした本や現在の癌に対する医学の進歩を著した本なども読みましたが、
医学に素人でも軽く読めるものでした。

それから葉室麟氏秋月記(あきづきき)を読み返しました。
葉室麟氏は1951年北九州市小倉生まれで、西南学院大学卒業後、
地方新聞記者を経て、2005年「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞を
受賞されてデビューしました。2012年には「蜩(ひぐらし)ノ記」で
第146回直木賞を受賞しています。小生と同じ北九州市の生まれで、
大学の先輩ということで親しみが湧きました。
舞台も筑前の秋月藩で身近な所でもあり、内容も読んだ後味が良いという
部類の本です。

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