異常な中国共産党

【異常な中国共産党】

以下、ニュース記事から

中国で人権派弁護士や活動家が相次いで拘束されている問題を巡り、
共産党機関紙・人民日報と国営新華社通信は１２日、公安当局が
「重大犯罪グループ」の摘発を行っていると伝え、官製メディアとして
初めて摘発の事実を報じた。
人権活動を支援するインターネットサイト「維権網」によると、すでに
１００人超が拘束、連行されており、弁護士らは「権力の乱用」と
反発している。

一党独裁を守るためなりふり構わずといったところでしょうか。
中国人でも共産党員はその何割かで、党員になるのとなれないのでは
天と地ほどに開きがあります。一般に中国軍と言っているのは国軍では
ありません。あくまでも共産党の軍なのです。独裁だからその軍を国家が
まる抱えし、資金を出し、党の政策を推し進め、党を維持するために
使っているのです。しかしもう限界が近いような気がします。
あまりにも問題が多発し、中でも深刻なのが経済の破綻です。

公安当局は今年５～６月、黒竜江省で政府への抗議運動を起こした陳情者を
「金で雇った」などとして同事務所の元スタッフら関係者を拘束。これを
機に、摘発を拡大しているとみられ、官製メディアは、同事務所が「真相を
知らない群衆やネットユーザーをあおり立て、政府に対する不満を扇動した」
と指摘しています。法を作るのも、捕まえるのも、裁くのも共産党ですから、
やりたい放題です。群衆もネットユーザーも真相を知っているから拘束され、
扇動しなくても一般民衆は不満を持っているが共産党の恐怖政治のせいで
表に出さないだけです。
中国では２０１１年に、チュニジアの政変になぞらえて「中国版ジャスミン革命」と
呼ばれる民主化要求が広がった際、全国で弁護士が次々と拘束されましたが、
今回はそれを上回る規模で、維権網によると９日から始まった摘発は１９の
省、市などに広がっているといます。
弁護士の一人を何らかの理由で拘束したというのであればまだしも、
それら関係者を含めて２００人近くを拘束となるともはや異常な政治、
言う事は嘘だらけ、することは世界の非常識という異常な国家です。

追記１

ある中国人の談話から。
習近平政権が始まった１２年以降の「変化」をこう語る。
「（共産党にとって）最も重要な法は、憲法でも刑法・民法でもなく、
『指導者の看法（見方）』だ。習近平国家主席の見方が、
全国人民代表大会（国会）を通じて『法律』に変わるようになった。
『依法治国』（法に基づき国を治める）を掲げるが、実際は彼の見方に
基づき国を治めている」

念が入っているのは、一斉連行前の７月１日には「国家分裂、政権転覆扇動、
海外勢力浸透などに対する懲罰」を定めた国家安全法が施行されました。
指導部は「海外ＮＧＯ管理法」も制定する計画のようです。
共産党のひずみが国家全体を狂わせ一般大衆には過酷な生活をしいる、これが
本当の共産主義でしょうか。今の中国の少数民族や地方の農村と経済発展した
大都市との格差は目を覆うばかりです。また異常なまでの公害や自然破壊など
もう隠せない状態になっており、いずれ共産党は破綻するでしょう。

追記２

奈良県明日香村の国特別史跡・キトラ古墳（７世紀末～８世紀初頭）の
石室天井に描かれていた天文図について、文化庁などは１５日、星の
位置関係を調べた結果、紀元前１世紀半ばと、紀元後４世紀に中国で
観測された星が共に描かれている可能性があると発表した。謎とされていた
キトラ天文図の由来に迫る成果といえそうだ。

こういう素晴らしい文化と思想を持っていた中国人はどこに行って
しまったのでしょうか。この文化と思想こそが「中華」といえるものでは
なかったのでしょうか。無理矢理、暴力や軍力で周りを制圧して
顰蹙（ひんしゅく）を買う現在の中国からは考えられない過去の遺産です。

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