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中国に騙されぬな

【中国に騙されぬな】

ちょっと前にもカキコしたが日本に輸入されるコピー商品の98%は
中国からである。こういう国とまともに貿易をしようなんて思うと
とんでもない損失を負う。

韓国政府の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を口実にした中国の
経済報復が続いているが、その一方で「自由貿易の守護者」を自負している。
要は自国の利益しか考えない、世界は漢民族が支配するという妄想を
抱いた「2つの顔の中国」である。しかしそう遠くない未来に中国は
今、見せている二律背反的な姿が結局は自らの足かせになるだろうし、
どこの国からも相手にして貰えなくなるかも知れない。

中国が世界を抱き込もうとする姿は、習近平国家主席が今年1月の第47回
ダボス会議で遺憾なく見せた。習主席は「自由貿易の守護者である中国に
投資してほしい」と強調した。また「誰も貿易戦争で勝者になれない」と
保護主義貿易を主張する米国を非難したりもした。
しかし、現在の中国の姿とは激しく矛盾する。

さらに李克強首相は3月の全国人民代表大会で「対外開放を積極的に拡大し、
外国人投資環境を最適化していく」とし「サービス業と製造業で外資接近規制を
緩和し、政府調達事業で内・外資企業に同等な待遇をする」と強調した。
わずか数日前に中国商務省が韓国企業に対する不買運動に関し「ロッテが
中国の利益を侵害したため」という態度を見せておきながら、外国企業の
誘致を言い出したのである。
また企業に勤務する人間もいつスパイ容疑で逮捕されるかわからない。
人権の無い国家であり、裁判は見せかけだけのものである。こういう国に
従業員を送っていいのだろうか。

THAAD報復による韓国企業の被害は無視しながら現代車を露骨に非難する
中国国営グローバルタイムズは先月、中国遼寧省の企業が国連安全保障理事会の
対北朝鮮制裁決議のため北朝鮮水産物を輸入できず大きな被害が生じていると
いう記事を出したりもした。このように政治と経済を必要に応じていつでも
連係させる中国は、自国の利害関係によっていくらでも2つの顔を持つことに
なる。
中国のTHAAD報復はいつでも政治的な理由で市場の秩序に公権力を
投入できるという事実を外国企業に見せた。中国は人口の数ほど競争が激しく、
海外企業に閉鎖的で各種規制も多い。
これが中国の本性である。一路一帯も中国の利益と軍事的侵略を追求した
陳腐な政策である。経済的にいくら困っていてもアジア諸国はこれに
騙されてはならない。アジアで別の経済的組織を作ってこれを潰さなくては
ならない。これから中心になるのは日本とインドである。

(追伸)
ミサイル防衛システム「THAAD」用の敷地を提供した韓国ロッテ
グループが、中国国内で展開するスーパーの売却手続きに着手した。
配備に反対する中国からの「報復」とみられる措置により、中国での
店舗展開の見直しを迫られた形。
韓国メディアによると、「ロッテグループ」が経営する「ロッテマート」は、
「THAAD」の在韓アメリカ軍配備に反対する中国からの「経済的な報復」
により、現地で業績が大幅に悪化し、店舗の売却手続きに着手した。
ロッテグループは、所有するゴルフ場をTHAADの敷地として提供していて、
3月以降、中国国内の店舗のほぼ9割が、消防法違反などで営業停止処分を
受けていた。
ロッテマートが中国から撤退すれば、中韓関係が、さらに冷え込むのは必至。

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