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今、ウイグルで何が起こっているか

【今、ウイグルで何が起こっているか】



夜中にフィリピンと中国の事をカキコしたが、今、ウイグルで何が
起こっているか知っているだろうか。
中国はここに来て不法に武力侵略したウイグル新疆地区で無差別とも言える
弾圧を行っている。以下がその実態である。(長いです)

漢人でプロテスタントのキリスト教徒である張海濤は、16年に「国家政権転
覆扇動罪」で有期刑19年の判決を受け、新疆中部シャヤール県の監獄で
服役している。彼はネットの中で共産党の新疆政策とウイグル人弾圧を
批判していた。妻子はキリスト教諸団体の尽力で、アメリカに政治亡命した。
声を上げ、異議を唱えるキリスト教徒にも、政府は厳しい姿勢を取っている。


著名なウイグル人イスラーム学者で、『クルアーン』のウイグル語訳者として
名を知られる82歳のムハンマド・サリヒ師が17年12月中旬、中国新疆
ウイグル自治区の区都ウルムチの自宅から突然何者かに連行された。
サリヒ師は中国共産党の強制収容施設に収監され、約40日後の18年1月
24日に死亡した。
サリヒ師と共に作家の娘と娘婿、さらに2人の孫も連行されたが、一家が今
どこに収容されているのか依然不明だ。この事件に憤慨した国外のウイグル人
諸団体は、直後に各国の中国大使館に対して抗議デモを行った。
高齢な老学者がなぜ、「思想改造のための強制収容施設」に収監されたのか。


新疆ウイグル自治区では今、中国の主体民族である漢人以外の人々が、社会的
地位も収入も一切関係なく、何の罪もなくして強制収容施設に収監されている
との報告が数多く寄せられている。ターゲットの大部分がウイグル人だ。
在日ウイグル人も例外ではない。日本に留学したり、日本の会社に勤務して
いたりしたウイグル人で、昨年夏に新疆へ一時帰郷し、日本に戻ってこられ
なかった人々が複数存在する。
彼らは帰郷した後、地元警察にパスポートを没収され、強制収容施設に連行
されているらしい。収監者の親族は、身内が施設内でひどい扱いをされない
よう気を使ってメディアや外国人に接触しようとせず、また親族自身も詳細を
把握していない。


新疆では自治区の成立から現在まで、ウイグル人による反政府蜂起が頻発して
きた。それでも、民族浄化を目的とすると言っても過言ではない、強制収容所を
つくるという国際人権規約に反する行為を一国の政府が行うのは異常事態で
ある。そしてこの収容所建設と、習近平国家主席の経済圏構想「一帯一路」
政策は大いに関係がある。
胡錦濤主席時代の10年に第1次中央新疆工作会議が開かれ、新疆での「西部
大開発」と経済活性化が目標とされた。しかし、結果としてその政策は新疆に
住む漢人とウイグル人の格差を広げ、ウイグル人亡命者を増大させただけ
だった。その後、習が国家主席に就任した翌年の14年5月に第2次中央新疆
工作会議が開催され、同11月から習は一帯一路政策を各地で本格的に提唱
し始めた。
90年代から最近にかけてウイグル人反政府主義者が行ってきた公安当局や
党幹部を狙った自爆攻撃などに、共産党は業を煮やしていた。反政府運動を
効率的に弾圧し一帯一路を粛々と推進するため、以前のチベット自治区党委員会
書記でチベット弾圧に積極的に荷担した陳全国が、16年8月から新疆ウイグル
自治区党委員会書記に着任し、さらに弾圧は強まった。


チベット、新疆ウイグル地区、そして南沙諸島、どこも同じやり方で
不法占拠し領土を拡大してきた。
一方で「一帯一路」と他国を甘い言葉で騙しながら、もう一方で他民族、
少数民族のジェノサイドという非人道的な行為を行っているのが中国である。
こんな国とつきあっていていいのか、日本はよ~く考えるべきである。
また経済的な事で中国に行ったりしている個人、中国に進出している企業も
多いが、無実の罪を被せられていつ拘束、連行、企業は没収ということに
なるかも知れないというリスクを忘れないで欲しい。事が起こってからでは
遅い。中国の司法は人民の為では無く共産党のためにあるのだ。

小生は中国も韓国も嫌いだが、その文化や民族を認めていない訳では無い。
小生が住んでいる北九州市は命題のひとつとして「多文化共生」掲げている。
中国よ、北九州市の爪の垢でも煎じて飲め!


コメント
name.. :記憶

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