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昨日に続き新疆ウイグルとチベットの話

【昨日に続き新疆ウイグルとチベットの話】



日本人には新疆ウイグルとチベットなんか自分達とは関係ないと
思っている方も多いと思う。確かに直接の関係は少ないが、そこで
行われている中国共産党の行動は知っておいた方がいい。
尖閣諸島での中国の不埒な行為は既知の事実だが、中国は沖縄まで
侵略する意図を持っている。これが将来日本にどのような事をもたらすか
考えてみると新疆ウイグルとチベットの事は他人事では済ませれない。

沖縄トラフは東シナ海で最も深い水域で南西諸島に沿って九州西方から
台湾の北方まで円弧状に長さ1000キロ、幅100キロにおよぶ。
ここは金、銀、亜鉛、マンガン、アンチモン、コバルトが豊富で、
しかも中国の主要輸出品でるスカンジウム、イットリウム、ルチウムなどの
レアアースもあり、メタンハイドレートやマンガン団塊も存在する。
ここを将来日本が開発すれば中国の輸出は頭打ちになり、また輸出によって
加えていた政治的圧力が低下する。
中国はすでに境界線においてガス田等の開発を終えている。
当初は日本と共同開発と言いつつ、尖閣諸島問題や反日デモに日本の目を
向けさせ、その間、甘い日本が騙されているうちにどんどん開発してしまった。
もし沖縄かどこかの諸島を中国が支配するようになると、太平洋に至たる
航路、空路を確保したことになり、日本にとっては防衛上大きな傷になる。

以下はその残忍なそして卑怯な時代錯誤も甚だしく独善的な中華思想に
凝り固まった中国共産党の行動である。

第2次世界大戦末期の1944年(昭和19年)のウイグル人の国として
独立宣言した東トルキスタンへ中国共産党の人民解放軍が侵攻し1949年
(昭和24年)に占領し、それが現在の新疆ウイグル自治区である。
自治区とは漢民族による異民族統治のことである。自治区とは名ばかりで
中国共産党の幹部が入って支配し少数民族に対して圧政を行っているだけだ。
この後ウイグル人は土地を奪われ天然ガスや石油が発掘されても何の恩恵も
与えられなかった。また漢民族に影響が及ぼさない土地として、ここを
原爆実験場にし、46回の実験を行い、ウイグル人148万人に被爆させ、
19万人を殺し、原爆症の医学的データを集めた。中国では1号病、2号病と
呼ばれ原爆症を隠し続けた。
またウイグル人の仕事を奪い、宗教であるイスラム教へ弾圧を加え、ウイグル語
の使用を禁じ、ウイグル人の若い女性40万人を騙して一人っ子政策で男女の
バランスが狂った沿海部に送って無理矢理結婚させた。
そもそもが新疆というのは漢民族から見た「新しい僻地」という偏見的
地名である。

中国共産党はウイグルを征服した翌年1950年(昭和25年)に今度は
チベットに侵攻した。チベットという独立国を潰し漢民族の支配地として
設置されたのが西蔵自治区である。そこから脱出したダライラマの事は
誰もが知っているだろう。
中国共産党は「西蔵の農奴を解放した」と宣伝したが,元々チベットは
遊牧民の集合体で農奴は存在いなかった。以来今日に至るまで、数百回の
反漢民族暴動が起こり、その度に人民解放軍や武装警察隊が武力鎮圧し
多くのチベット人が亡くなった。この圧政は現在も続いている。

こういう国が一路一帯などと嘘をついて他国を騙して侵略しようと
しているのだ。台湾を自国の一部と称して併合しようとする試みも、
台湾人のことなどどうでもよく、水面下の資源と太平洋へ進出する
航路や空路の確保が欲しいだけなのである。
香港がいい例だ。返還後、当初の約束は反故にされ、武力支配に出て、
中国共産党の意思を押し通している。
最近ではフィリピンが共同開発の名の下に騙された。幸い、まだ共同探査の
段階だが、早く中国の本心を理解しないと国や海は荒らされ、フィリピンには
何も残らなかったという状態になるのは間違いない。

こういう国が政界平和を目指す国連の常任理事国なのだから国連の中身が
下らない政治闘争の場になっているのも仕方が無い。つまり現在ではすでに
機能しない無駄な機関である。
日本は速やかに常任理事国の廃止や国連とその外郭団体の改革を提案し、
拒否されれば、拠出金の支払いを停止し、第2の国際機関の創立を目指す
べきである。


コメント
name.. :記憶

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