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土砂降りの中、市民を1時間以上雨ざらし

【土砂降りの中、市民を1時間以上雨ざらし】

大雨の中、新基地建設に抗議して座り込む市民。この2時間後、
機動隊員による強制排除と1時間以上にわたる閉じ込め拘束が
実施された。
米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設問題で
17日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前では約120人の
市民らが土砂降りの中、機動隊によって1時間以上も機動隊車両の
間に閉じ込められ、雨ざらしのまま拘束された状態に置かれた。
多くの人が雨具を着ていたものの、雨に打たれ続けて体が冷え、
寒さを訴える人もいた。

米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、
米軍キャンプ・シュワブゲート前で16日午前、機動隊が工事車両を
基地内に入れるために座り込みをしている約30人を強制排除する際、
雨が降る中、ゲート横の歩道にいた視覚障がい者の女性(69)が
雨をよけるために差していたビーチパラソルを抜き取った。
ビーチパラソルを抜き取られた女性は「邪魔にならないところに
座っていたのに『邪魔になるからどかそう』と言われた」と話した。


2つのニュースが報道された。
これを見て、「横暴だ」とか「雨に濡れてかわいそうだ」という声が
あがりそうである。
しかし、この報道はちょっと偏った報道では無いのかと感じる。
沖縄のマスコミ自体が偏見的なところがあるのは周知の事実である。
どう見ても一方的に機動隊が悪いような書き方である。
報道は両者の言い分を公平に載せないと、読者のとらえ方が
まるで変わってしまう。確かに事実はそうであっても、そこに至る
過程が重要であって、起こった事実だけをそのまま羅列しても
真意は伝わらない。

「雨ざらしのまま拘束された状態に置かれた」とあるが
それでは雨が降っていなければ問題がなかったのか。
なぜ拘束される事態になったのか。拘束に法的な問題があるのか。
この記事では何もわからない。
強制排除されるからには排除される理由があるはずだ。
「1時間以上も機動車両の間」とあるが拘束しなければ、
再び同じ行動をとるだろうから、全員の排除が終わるまで
行った処置ではないのか。
雨に濡れて寒いぐらいならば、それなりの格好を準備すればよく、
座り込みは雨程度に弱音を吐くようなものなのだろうか。

「市民を1時間以上雨ざらし」とあるが、座り込みはその前に
雨の中で2時間以上行っている。それを特別「雨ざらし」などという
表現を使ってわざわざ強調しなければならないのか。
「市民」とあるが、何割が市民だったのか。
地域住民がどの程度参加していたのか。
こういう行為には、かなり運動家と呼ばれる人間が参加している。
また最近では外国籍(中国が主だが)の人間も含まれているという。

「雨をよけるために差していたビーチパラソルを抜き取った」とあるが
本人は「邪魔にならないところ」と言っているが、それは本人が
言っているだけで、客観的に見て本当に邪魔にならなかったのか。

地元住民の発言がある。
「反対運動の時は違法駐車が多くて迷惑している。」
今回はわからないが座り込みは歩道である。それは機動車両には
邪魔でなくても、地域住民に対して邪魔ではなかったのか。

小生は今回の事だけで無く、沖縄の基地問題は必要悪だと思っている。
日本のどこかに米軍基地が必要で、それが戦後の成り行きや
地理的条件で沖縄にある。それは日本の国防上仕方が無い。
それが嫌なら憲法を改正して自衛隊を認め、自衛隊法を変え、
核の保持も認め、日本独自でも防衛ができるようにするしかない。
そうなればおそらく現在の防衛予算の数倍の費用もかかるだろう。
また、そういう運動をすれば今度は長崎、広島をはじめ核所持に
反対する方々が黙っていないだろうし、自衛隊は違憲とする政党や
人々も納得しない。
基地問題自体が難しい問題だが、マスコミがこういう見た目だけの
報道をするのが、小生はおかしいと思う。沖縄のマスコミ全体が
低レベルと評価されてしまう。

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コメント
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