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もう忘れていませんか、平昌冬季五輪 2

【もう忘れていませんか、平昌冬季五輪 2】

この冬季五輪には韓国の特異な部分が集約されている。

(スポーツ大会貧乏と「嘘付き国家」と「たかり精神」)

韓国ではここ数年、地方自治体が国際スポーツ大会を多数招致し、
多額の赤字を残して政府の支援を期待する傾向にある「スポーツ大会貧乏」の
状況である。
韓国経済の景気後退や平昌五輪開催の影響などで企業スポンサーの支援が
ままならないのが現状だ。
そして世界水泳大会を招致する際には、政府の財政支援に関する書類を
偽造して国際水泳連盟(FINA)に提出し、招致委員会の事務総長らが
有罪判決を受けたことで、政府支援が得られなくなる事態が懸念され、
FINAから準備不十分なら開催を取り消すと「最後通牒」を
突き付けられていた。
こういう事で書類を偽造するなど、とても日本では考えられない。
世界を相手に嘘をついている。テコンドーをオリンピック種目にしたときも
嘘をついて騙していた。

韓国では度々、こういった国際スポーツ大会への巨額支出が問題視される。
政府資料に基づいて試算した地方自治体が10~13年に開催した
国際スポーツ大会の赤字額は1兆ウォン(約1000億円)以上という。
13年まで4回開催されたF1韓国GPは4年間の累積赤字が
6761億ウォン(約676億円)。
次いで、11年に大邱市で開催された世界陸上は2430億ウォン
(約243億円)の赤字となった。その際、地方自治体は経済性の把握や
費用算定もしっかり行わず、無責任に国際競技を突然誘致し、赤字になると
予測されれば、すぐに政府に負担を移そうとする。
ここでもお得意の「たかり精神」が発揮されている。

さて本題の平昌五輪は2兆8000億ウォン(約2800億円)に
膨れ上がった総運営費で、組織委員会は不足する3000億ウォン
(約300億円)の補填に公共企業を巻き込もうと躍起だ。
景気後退や前大統領らが不正関与したとされる国政介入事件で民間企業の
支援は鈍く、政府に働きかけて公共企業からの支出を要請している。

「大型スポーツ行事は最終損失を明確にし、地方財政に大きな打撃を
与えた場合、誘致を強行した人たちが責任を取る制度を設ける必要がある」
と提言する人もでてきた。そうでもしない限り、韓国では首長が国際大会を
誘致して「スポーツ大会貧乏」になるという負の流れを止められないのだろう。

(手抜き工事)

平昌五輪のカーリング会場で3月22日、コンクリート床面の全面に
亀の甲羅のような亀裂が複数生じているのが確認された。
手抜き工事が原因とみられており、地元自治体・江原道が床面を全面撤去して
施工し直す計画。既存施設を134億ウォン(約13億4000万円)
かけて整備したが、再施工にさらに3億~4億ウォン(約3000万~
4000万円)の費用が必要で、五輪支出で苦心する江原道は施工業者に
負担させる考えだ。韓国では以前から手抜き工事に伴う死亡事故などが
頻発し、その度に問題視されるが、教訓が全く生かされていない。
韓国では手抜き工事を原因として、1994年10月にソウル市の聖水大橋が
突然崩落し49人の死傷者を出した。翌年には三豊百貨店が崩壊し
死者502人、負傷者937人という世界的に例のない大惨事を起こした。
最近でも16年12月、韓国南部の昌原市で1日約3万台の車が往来する
長さ1700メートルの橋で亀裂が見つかり、社会問題となっている。
冬季五輪という国際舞台で交際的な大恥をかいても韓国人にはわからないかも。
見栄ばかり張る、馬鹿な国家・国民は死ななきゃ治らない。

ジャンプ競技は2009年に600億ウォン(約60億円)を掛けて
建設されていた。つまり既存の施設。ただ、標高700メートルの山
頂部分にあるため強風が吹き付け、09年に初めて開催された国際大会では
米国選手が突風にバランスを崩して墜落した経緯がある。
スキーのジャンプ場は国際スキー連盟(FIS)が、秒速3メートルという
制限値を超える状況に「国際大会が不可能なほどの深刻な欠陥」と指摘した。
風の影響を最小限にとどめるため、地元自治体・江原道は60億ウォン
(約6億円)を追加拠出する形で、新たにジャンプ台の周囲に長さ
270メートル、4600平方メートルの暴風幕を設置するはめになった。
競技場の設計、、施工、管理を適切にできなかったと判断せざるを得ない。
しかもここは駐車場から2キロの泥道を歩かなければならず、周囲は
堆肥の悪臭に満ちているというシロモノ。
何をやってもうまくいかない今の韓国の状況を象徴しているようだ。

(約束破りは当たり前)

札幌市などで開催された冬季アジア大会で、約4600人のボランティアの
うち、50歳代が35.7%を占めたことを受けて「高齢社会・韓国も
これらの活用が必要」と題している。
平昌五輪のボランティア年齢構成は「札幌と非常に異なっている」とし、
50代以上の割合は6.8%(1次審査通過者基準)に過ぎないという。
20代以下が全体の87.6%で、札幌(39.9%)の2倍以上とか。
この比率が韓国では問題になっている。
韓国では20代ボランティアの「ドタキャン」が非常に多く問題視される。
最近開催された国際大会でボランティアの大多数が大会の途中で現れない
ケースが非常に多く、特に「若者の間で高い」。2015年の光州
夏季ユニバーシアード大会で、20代のボランティアが当日、現場に
来なかった割合は「30%に上った」という。これが結果的に大会の
運営に支障を来し「大きな問題となる」と指摘された。

約束を守らない体質は、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を
確認した15年12月末の日韓合意に反する動きがまかり通りかねない
情勢に象徴されているように思われる。そいいう国民性なのだ。

(創造性の無い無計画な国民性)

平昌五輪後の22年に開催される北京冬季五輪ではすでに開催地から
1時間以上離れた場所でも色とりどりの五輪関連の広告が並んでいるという。
それに反して、平昌五輪は開催を来年2月に控えているにもかかわらず、
ソウルからの3時間近い道中で最初に目にする五輪の看板は平昌まで
約30キロで、しかも簡素だそうだ。欧米から遠く放たれ極東で開催される
冬季五輪のプロモーションに関しても疑問の声が出ていると問題視されている。

最近の世論調査で49%が平昌五輪に興味がないと回答している現状を
考えると盛り上がらないのは当然である。韓国で開催されたフィギュア
スケートの四大陸選手権では人気者の羽生結弦を応援に日本から約4千人の
観客が訪れて「彼らが振る日本の国旗で会場が埋め尽くされた」とし、
「他国からこの大会のテレビ中継を見れば、韓国ではなく日本で開催されたと
勘違いする」と韓国の盛り上がり不足が指摘されている。

(経済破綻と北朝鮮問題)

韓国の聯合ニュースなどによると、文在寅大統領が文化体育観光相に登用した
都鍾煥(ト・ジョンファン)氏は20日、平昌五輪の施設を訪れた際、
「平昌五輪を平和五輪として行うための核心は北朝鮮が参加するかどうかだ」
と述べ、一部競技の北朝鮮開催や平壌や開城(ケソン)を経由させ
る聖火リレー構想を明らかにした。都氏はさらに、アイスホッケー女子で
南北合同チームを結成する計画も検討していることを明かし、「IOCと
協力し、実現に努力したい」と述べた。

「五輪を平和の祭典にする」というのが文在寅政権の「大義名分」だが、
実際は経済破綻で競技場などのやりくりがつかないため。
寝耳に水の韓国選手たちはショックを隠せずにいる。
これまで「南北合同チーム」は少なくとも2回結成されているが、
その場合は選手数は北朝鮮と韓国が半数ずつだった。つまり韓国で
オリンピックに出場できる選手が半分になるということである。
当初からその計画であれば問題ないが、開催まで1年を切ったこの時点では
行き当たりばったりの政策に選手も怒って当然である。


コメント
name.. :記憶

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