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辞めない議員、辞めさせることができない制度

【辞めない議員、辞めさせることができない制度】

今年3月に陸上自衛隊に対する差別発言が問題になった石嶺香織・
宮古島市議(34)が、4月に那覇市の沖縄大学で開かれたシンポジウムでも
再び「自衛隊員がたくさん来たら、居酒屋でバイトしてる高校生とか
大丈夫かなあとか、女の子たち大丈夫かな、そういう不安があった」などと
発言していたことが4日、明らかになった。

石嶺市議は今年3月9日、自身のフェイスブック上で「陸上自衛隊が宮古島に
来たら絶対に婦女暴行事件が起こる」などと投稿。3日後の3月12日に
謝罪したうえで撤回を表明した。3月21日には宮古島市議会で、
辞職勧告決議案が可決された。石嶺市議は辞職を拒否している。


恥知らずの議員は辞めない。辞めないで、また問題発言。
辞めさせることができない制度。辞職勧告決議などこれでは何の意味も無い。
どうせどうにもならない決議に時間を掛けるのは無駄だし、それで費やされる
貴重な時間はいわば税金の無駄遣いだ。
せいぜい圧力をかける程度。昔の村八分の方がよっぽどまし。
これは宮古島だけの問題では無く、法的に改正されなければならない問題だ。
そこまで馬鹿な議員を守る必要は無い。これも税金の無駄遣い。
村八分というと、ひどい仕打ちのように聞こえるが、緊急の場合や
冠婚葬祭は除外され、ちゃんと情けも盛り込んだ制度だった。

インターネット上では、「シンポジウムでの発言は、石嶺市議が謝罪、
撤回した3月の発言と同趣旨ではないか」「やっぱり反省していない」
「確信犯だな」などと非難する声であふれている。一方で、少数ながら
「正論だろ。何が悪いんだ」「自衛官の犯罪は実際、起こっている」などと
いう書き込みもあった。


婦女暴行事件が起こるというのも問題だが、そもそも自衛隊への考えが
間違っている。どこのどんな組織でも事件を起こす奴は居る。
自衛隊に限ってそれが皆無ということは無い。しかしそれをことさら
自衛隊と表現すれば差別である。そんな風に考えれば日本国中、女性は道も
歩けない。完全な杞憂、いいがかりだ。
自衛隊の存在価値をこれほど理解していない人間が立法の立場にいると
いうことが恐ろしい。それは自衛隊が宮古島に駐留するということとは別だ。
市議に立候補する、または当選した人は、寸暇を惜しんで法律関係や
世界情勢を勉強しなければ。馬鹿は馬鹿で本人はいいけど、住民は困る。
しかしこんな奴がよく当選したものだ。

議員を選出するのは有権者だが、これでは議員に立候補するのに
いずれ常識問題の検定試験が必要になる。性格判断テストも必要かも。

(追記)
昨今、議員の不祥事が相次ぎ、離党という手段に出ているが、
ちょっと違うだろう。離党は党に迷惑を掛けない措置かもしれないが、
それは有権者への単なる裏切りだ。議員では無く党としての賛成票は
どうしてくれるのだ。また党も離党すれば、有耶無耶にする傾向に
あるが、それでいいのか。
ちょっと違うが、今般の民進党の人事を見てまた失望した。
誰が見ても目新しい人材活用も無く、これでは前原氏の手腕は
発揮できないだろう。
小生は自民党に2歩、歩み寄り、3歩離れ、野党各党に1歩踏みより
2歩離れる独自の政党を期待していた。残念である。

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2017年09月08日

コメント
name.. :記憶

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