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北口熊本市議、4回目辞職勧告

【北口熊本市議、4回目辞職勧告】



熊本市議会は12日、自身が代表を務める市漁業協同組合への業務委託や
補助金を市に不当に要求し不適正な支出をさせたとして、北口和皇(かずこ)
市議(59)に対する辞職勧告決議案を可決した。北口市議は2015年
11月以降、市職員へのパワハラなどで市議会から2回、市政治倫理審査会から
1回、辞職勧告を受けており今回で4回目。ただし、勧告に法的拘束力はない。


本人がどういう考えを持っているのかわからないが、根本的な問題は
今回も市議会の全会一致という辞職勧告決議案が可決されたというのに
その決議案に法的拘束力が無いということだと思う。
それでは何の為に貴重な時間を費やして議会を開催しているのか意味が無い。
本人や支持者への圧力も多少はあるのだろうが、おそらく何にも感じて
いないだろう。その結果が4回にもわたる辞職勧告となっている。
この議員の是非はわからないが(事件になっていない)、本人に対する
議員手当も無駄だし、辞職勧告を決定する市議会の時間も税金の無駄。
急いでしなければならないのは法の改正であり、決議した辞職勧告に
法的拘束力を持たせることである。全国的にも同じような問題が多々、
発生している。

今年11月に公表された市の個別外部監査報告は、市漁協への12~15年度の
外来魚捕獲業務委託など5件について業務確認前に委託金が支払われるなど、
北口市議の強い働きかけによる不適正な支出があったと認定していた。
北口市議は報告書について市議会特別委員会で「重く受け止める」としたが
「不当要求はしていない。(報告書の)言い回しが難しく、理解できない部分が
ある」と述べていた。市は漁協に支出の一部の計約122万円を返還請求して
おり、大西一史市長を減給20%(3カ月)とする。


なぜ刑事事件にしないのか。市側は追訴するべきではないのか。
同じ議員どうしの甘やかしか。
市民にちゃんとすべてを公表し、リコール運動を展開すべきではないのか。
熊本市議会の考え方がわからない。
市長が減給するほど完全な事件であるならば司法に採決をゆだねるのに
何も問題は無いはずだ。
「(報告書の)言い回しが難しく、理解できない部分がある」と言うような
馬鹿な議員がよく市漁業組合の代表をしたり議員になれたものだ。
それは単なる逃れるための言い訳。
この漁業組合側にも外部から監査のメスを入れ徹底的に調査する必要がある。
きっともっといろいろ出てくると思う。

北口市議を巡っては、15年3月にあった市の食肉処理業務委託の調印式に
知人が呼ばれていなかったため「腹ん立つ。どういうこつなのか」などと
市職員を怒鳴り、机をたたくなどして式を中止させたとして、同年11月に
辞職勧告が決議された。その後も不当要求行為などを理由に辞職勧告されて
いる。


こういう事が事実であれば、辞職勧告以外にでも辞職に追い込む方法は
あるはずだ。なぜそれを実行しないのか。
個人的感情と行動で調印式を中止させたというのは聞いたことが無い。
これが事実であれば、もう無茶苦茶である。
この議員の支持者はどう思っているのか、どう感じているのか。
ぜひメディアは調査して公表してほしいものだ。
もっとも漁業関係者は口をつぐむだろうが。

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2017年12月17日
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コメント
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