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生活保護費、160億円削減へ

【生活保護費、160億円削減へ】



政府は生活保護費のうち食費や光熱費などに充てる「生活扶助」について、
2018年10月から3年間で国費約160億円削減することを決めた。

受給者の生活に大きな影響が出ることを避けるため、基準額を一部世帯で
段階的に引き下げ、減額幅に最大5%の上限を設ける。同日行われた加藤勝信
厚生労働相と麻生太郎財務相による閣僚折衝で決着した。

生活扶助の基準額は、5年に1度見直している。現行の基準額が生活保護を
受けていない低所得世帯の生活水準を上回るケースが見られたため、
引き下げを決めた。


確かに、生活保護を受給している家庭の方が、より低所得家庭より豊かな
暮らしをしているケースもある。
しかし多くの生活保護受給家庭はそうでは無いだろう。
我慢する所は我慢し、いろいろと工夫もしてなんとかやっているのが
現実ではないだろうか。
国民は最低限の文化的生活を営む権利がある。
まずその基準額を正確に明確にはっきりとさせ、それに必要であれば、
それなりの支給は仕方が無いのではないだろうか。

それと小生が思うのは、生活保護費の基準額が生活保護を受けていない
低所得世帯を上回るというが、低所得の方が問題であり、本末転倒な
問題のすり替えのような気がする。
要は低所得世帯を無くす方に力を入れるべきであり、このような事を
していたら国民の生活レベルはいっこうに改善しない。
景気がいいと言うが、現状の国民生活にそれは現れていない。
給与もそれほど上がっていない。アルバイトやパートの時間給は
1000円未満が大多数である。まずはこういう低賃金層の所得を
上げるべきではないだろうか。せめて時間給の最低賃金を1200円ぐらいに
すればかなり変わってくる。零細な店は苦しいだろうがから、何段階かの
設定を設けて、大きな内部留保をしている企業などは賃金の引き上げをして、
正規従業員との格差を是正するべきだと思う。

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