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中国の国家主席、任期撤廃へ

【中国の国家主席、任期撤廃へ】

中国共産党中央委員会は、憲法が規定する2期10年の国家主席と副主席の
任期を撤廃する憲法改正案を提示した。
2013年に就任した習近平国家主席が23年以降も主席にとどまり、
長期政権を可能にする狙いがあるとみられる。
中国の憲法第79条第3項は、国家主席と副主席の任期について「2期を
超えて連続して就任することはできない」と定め、3選を禁じている。
党中央委はこれを削除し、「全国人民代表大会(全人代)の毎期の任期
と同一とする」との部分だけ残すよう求め、任期の上限を事実上なくした。


そりゃ何でも今は共産党の思いのままにできるだろう。
何しろ共産党に逆らえば、即連行されて、国家反逆罪で闇のような裁判で
有罪となり死刑は即時執行される。
これで習近平国家主席が毛沢東のように終身体制となり、ブレーキ役も
なくなって、中国はどんどん民主化が失われ、暗黒の時代が続くだろう。
中国の人民は本当にこれを納得しているのだろうか。
この改憲が行われれば共産党の独裁はますます強化され、もう何ら抵抗が
できないようになる。
中国人民は文化大革命の悲惨さをもう忘れているのだろうか。
あの時の被害者は1億人に及ぶと言われているのに。
そのために3選を禁止したはずなのに。

結局、これは習近平国家主席に毛沢東や鄧小平のようなカリスマ性が
ないということだ。そんな主席の下で共産党により一党独裁が
危ぶまれているというのが現状である。また通常は主席が次の後継者を
指名するのが通常なのだが、これといった後継者も育っていない。
育っていないというより、むしろ習近平国家主席は自分の権力の維持の
ために育てなかった。

立ち上がるなら今しか無い。チベットや新疆ウイグル地区の同志の方々と
連絡をとって一斉に蜂起するするしか方法はない。
が、おそら何も起こらないし、できないだろう。
それは天安門事件を振り返ればすぐに判る。
もうひとつの方法は軍人によるクーデターであるが、残念な事に軍人も
共産党に洗脳されている。またクーデターどころか、軍部の先走りによる
他国との紛争の多発の方が恐ろしい。
残る方法は軍備の新鋭化によって無理矢理に退役軍人となって低レベルの
生活を強いられている方々の反乱である。
これも実現性は低い。
要は今後、中国は独裁国としてますます世界に毒をまき散らすであろうと
いうことだ。その脅威は北朝鮮どころではない。
日本にとってこの中国の憲法改悪は他人事では済まされない。

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2018年02月25日

コメント
name.. :記憶

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