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本格的な示談開始

【本格的な示談開始】

本日、相手保険会社から最初の金額の提示があった。
まあ予想はしていたが保険会社基準の少ないこと。
相手の担当者もしきりに「弁護士を、弁護士を」と
繰り返し言っていた。相手の担当者も思う所があったのだろう。
しかし宮仕えの身ではそうも言っていられないというのが正直な感想だ。
項目的には遺失利益と慰謝料だが、遺失利益はまあまあで、
慰謝料は話にならないほど低いものだった。
自分ながらに切れないでよく我慢したと思っている。
あとは弁護士に任せるしか無いが、保険会社基準というのには本当に
驚いた。相手も商売だからなるべく出さないようにするのは当然だが、
これじゃケンカにもなる。

加害者に対して裁判が始まる前に検察から事情聴取があって、小生は
加害者個人には個人的な恨みなどないので、できるだけ穏便にして
罪が軽くなるように図った。結果は罰金10万円。
人を1人ひき殺して10万円ならそうとう軽いはずだ。
でも加害者からは49日も初盆も電話の1本もなかった。
タクシー会社の社長は葬儀後すぐに自宅に来たが線香を上げることも、
お悔やみを述べることもなかった。
慰謝料は本人が350万円、おかんとおとんに各500万円の
計1350万円。納得できるはずが無い。
裁判事例では2500万円から3000万円。
過失割合は息子が40%。これも納得できない。
横断歩道を歩いていなかったら40%も過失があるのか。
加害者は前方不注意と15キロオーバーのスピード違反。
どう考えても納得がいかない。
これじゃあ死んだ次男がうかばれない。
早く片付けたかったが、どうも長くなりそうだ。

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2019年02月20日
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