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群馬大学病院での手術死亡問題

【群馬大学病院での手術死亡問題】

以下、ニュース記事から

群馬大学病院(前橋市)で肝臓手術を受けた患者が相次ぎ死亡した問題で、
第三者からなる新たな医療事故調査委員会(委員長=上田裕一・奈良県総合
医療センター総長)の初会合が30日、東京都内で開かれた。
会議後に記者会見した上田委員長は、大学側の調査で新たに12人の死亡が
判明し、公表されていた18人と合わせ30人の死亡例が示されたことを
明らかにした。今後、診療内容を詳しくみる医学的評価を専門学会に委託。
30人の死亡例を中心に問題を調べる。
初会合では、調査対象を2007~14年に同病院で行われた肝胆膵
(かんたんすい)(肝臓、胆道、膵臓)の全手術とすることなどを確認した。
上田委員長によると、この日は大学側が経緯を説明し、委員が意見交換した。


小生のおかんも簡単な手術で死にました。
現在も完全に医師の手術の失敗と思っています。
だけどそれで訴訟するとかはそれまでの経緯やつきあいで、
人間関係の問題です。
この事件においても執刀した医師はしょーもない医師かもしれませんが、
最初から国手なんてのはいないわけで、誰もが最初は手術に関して
素人なのです。ただ二人殺したら自分の技量を考えて手術はあきらめるべき
だったと思います。内科などの他の部署をめざすか外科でも手術を必要と
しない部門をめざすか、あるいは自己の限界を知って医師をやめるかです。
(かんたんすい)(肝臓、胆道、膵臓)の全手術は医師の花形コースの
ひとつです。これに脳外科や心臓外科が外科の花道です。
どうもそういうコースにこだわったような気がしてなりません。
それは大学の医学部自体もです。
みなさん、手術の上手な大学教授はめったにいません。なぜなら
教授に必要なのは医学論文であって、それをいかにたくさんメジャーな
場所で発表するかが中心になっているのです。
当然、下の助教授、准教授等々もしかりです。
これは本人のせいではなく、日本の医学教育の大なる欠点です。
また医学部の専門性も問題で俗に言う「専門馬鹿」が産まれるのが
現在の医学部制度です。


コメント
name.. :記憶

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