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やる気があるのか、年金機構

【やる気があるのか、年金機構】

振替加算の支給漏れが明らかになった日本年金機構で、年金の未払いなど
様々な事務ミスに対応した件数が、2010年1月の発足以降、
2万5426件に上ることが、同機構への取材でわかった。
現在も月に平均100件程度のミスが発生している。


年金機構のことは以前に何度もカキコした。結論は現在の年金機構が
続く限りミスはなくならないということである。
いろいろな企業があるが、もし金融機関で月に100件のミスがあれば
倒産するかもしれない。一般企業でも、おそらくそれだけミスが出れば
根本的な対策を採るし、ミスした社員と上司は処罰ものだろう。
しかもそれが金銭に関わることで、受給者の生活に関係するのだから
事は重大である。

ミスは受給者本人からの問い合わせや機構内の点検などで発覚。
今年7月までに、未払いの年金を支給するなどの対応を終えた件数を集計した。
13日に公表された振替加算の支給漏れ約10万件は含まれていない。


こんな機関が必要だろうか。国民からアンケートを採ってみたらいい。
おそらく潰して新たな機関を発足させる方がいいという回答が多いと思う。
今のままでは絶対に改善できない。どんな事をしても改善できない。
なぜなら、それが機構、役員、職員の体質だからである。

ミスの多くは、職員の確認不足によるもの。年金制度の誤認や届け出の
放置もあった。最近も、「障害年金の届け出の添付書類が所在不明に
なってしまった」(約50万円の未払い)、「金融機関からの問い合わせで、
委託業者が口座番号の入力を誤ったことが判明」(約23万円の未払い)
などの事案が発生している。


機構を潰して新たなものを作るというと、経験が無いという反論が出るが、
職員の確認不足や制度の誤認がある機構では同じ事である。
またチェック体制もまったく機能していない。
どこの企業でもダブルチェックが当たり前の時代に上司や管理職は何を
しているのか。答えは簡単だ。何もしていないで高給を貰っているのだ。
こんな機構は信用できないし、いらない。

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