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県民栄誉賞

【県民栄誉賞】

以下、あくまでも個人の考え。ファンの方、すみません。
県民栄誉賞というのがある。
当然、その県や地域の発展や文化などに貢献した人に与えるのだろう。
先日のニュースで歌手の引退が発表され、その歌手に某県で
県民栄誉賞を与えようと検討しているらしい。
ちょっとおかしくないか。
歌手は金を稼ぐ手段で県に貢献したわけでは無いだろう。
たとえ結果として県に貢献したとしても、そんな事をしたら
何千人という歌手や芸能人に県民栄誉賞を与えなければ不公平になる。
県民栄誉賞の価値も地に落ちる。
こういう賞は目立たなくても地道に地域の発展に貢献した人を
取り上げて感謝の意を含めて与えるのが本道だろう。

こういう賞のあり方についておかしいと以前から思っていた。
何もしていない人が受賞するのをよく見るが、なんでと思う。
例えば何十年と同じ仕事をしてきたとか、県の名前を広めたとかである。
そんなの日本中に腐るほどいる。たまたまその仕事が医師や
政治家であるという理由で与えるのはおかしい。
それでは場末の食堂の調理をしているじいさんでも、潰れかけたラーメン屋の
おやじが受賞してもおかしくない。
仕事上で行われたことに対して賞を与えるのは、新しい技術を開発したとか、
何かを発見したとか、無償で長期間に渡り何かに貢献したとか、
そういう人を優先すべきではないだろうか。

また県の名前を広めることが、それほど重要だろうか。
例えば観光地も少なく特産物も無いような県が、名前を広めても
誰が振り向くか。それ以前の問題である。
観光で収入を増加させるとか、農産物の出荷を広めて増加させるとか
いろいろと考えているのだろうが、名前が広まっても、何の役にも立たない。
行政の場当たり的な行動としか思えないのである。

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